2006年のトリノ五輪スノーボードハーフパイプ代表だった成田童夢さん(40)が、五輪選手へのリスペクトを長文で投稿した…
2006年のトリノ五輪スノーボードハーフパイプ代表だった成田童夢さん(40)が、五輪選手へのリスペクトを長文で投稿した。
13日に自身のインスタグラムやX(旧ツイッター)を更新し「五輪シーズン恒例の『あんなん俺でもできるし』という寝言」と題して書き出した。「元五輪選手として、少しだけ現実をお伝えしましょう。確かに私が出ていた20年前と今では技術も記録も『雲泥の差』です。今の選手たちが到達している次元は、私たちの時代からすれば魔法かと思うほど凄(すさ)まじい。私は彼らを心から尊敬しています」という。
「でも、勘違いしないでください」と続け、「今の異次元のレベルがあるのは、私たちが血を吐きながら『泥』を這(は)いずり、一歩ずつ道を切り拓いてきたからです。その『泥』すら踏んだことがない人間が、上から目線で語る資格なんて1ミリもありません。『昔のレベルなら俺でも……』なんて、口が裂けても言わないこと」と忠告した。
五輪選手への尊敬は、いつの時代でも変わらないという。「20年前だろうが今だろうが、五輪の舞台は『人生のすべてをチップとして全賭けした人間』にしか立てない聖域です。その覚悟、ありますか?もし『できる』と豪語するなら、まずは同じ舞台まで這い上がってきてください。言葉でマウントを取る暇があるなら、今すぐボードを履いて、選考会という地獄の入り口に並んでみることです。話はそこから。死ぬ気で挑戦した人間にだけ、私は敬意を払います」とつづった。
コメント欄には「そんなこと言うやつがいるんですね」「さすが、経験者だからわかる話ですね」「どんな時でもオリンピック選手は凄い」などの声が寄せられた。