<侍日記>いよいよ始まる。3年ぶり自身2度目のWBCに向けた侍ジャパン宮崎合宿。合流日となったこの日、宮崎空港は終始、多…

<侍日記>

いよいよ始まる。3年ぶり自身2度目のWBCに向けた侍ジャパン宮崎合宿。

合流日となったこの日、宮崎空港は終始、多くのファンが待ち受けるフィーバーぶりだった。ひよっこ記者だった3年前(今もですが)の前回大会でのドタバタ劇を思い出し、不安が募る一方で、影響力の大きさとやりがいを思い出してワクワク感もこみ上げてきた。

この日の宮崎到着ロビーはとにかく人、人、人。沖縄・那覇から宮崎への便は1日1便で元々の予定は午後5時55分着。午後2時前から報道陣でごった返した。それもそのはず。アドバイザーとして宮崎強化合宿に参加するダルビッシュの入りの姿を捉えようと必死だった。ただ到着時間や場所、動線は不明。チャーター機で来るという情報、チャーター機がキャンセルになったという情報などうわさが飛び交って右往左往だった。

そういう私も怪情報に振り回されてあたふた。カメラマンの先輩のいち早い情報共有によってなんとかチャーター機で到着するダルビッシュの姿を遠目で見ることができた。

集まったファンの思惑は人それぞれ。到着時間を分かって気長に待つ人、大谷が来ると思っている人、報道陣がいるからと有名人目当ての人…。ただ侍ジャパンのキャップをかぶった少年の姿も。遅延もあって午後7時に到着すると報道陣もファンもてんやわんや。バスを送り出しながら「頑張れよー!」と声援を送るファンの姿もあった。

キャンプが始まってすらいない中でこの慌ただしさ。先が少し思いやられる気もするが、それもまた醍醐味(だいごみ)なのかもしれない。選手たちの表情、練習の細かな変化、チームが1つになっていく過程をこの「侍日記」で現場の空気ごと伝えていきます。【小早川宗一郎】