息子と金メダルを手に2ショットを撮るロロブリジーダ(C)Getty Images 愛する息子に向けられた心の無い言葉に苛…

息子と金メダルを手に2ショットを撮るロロブリジーダ(C)Getty Images

 愛する息子に向けられた心の無い言葉に苛立ちは強まった。

「傷ついた」

 そう語気を強めたのは、目下開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪で2つの金メダルを獲得したイタリアの女子スピードスケート代表であるフランチェスカ・ロロブリジーダ(イタリア)だ。

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 現地時間2月7日に行われた女子3000mを五輪新記録となる3分54秒28で優勝し、スピードスケートでは同国女子で史上初の金メダルを手にした35歳。地元ファンを大いに沸かせた名スケーターが、世界的に“バズった”のは、戴冠直後のインタビューの模様だった。

 地元放送局『RAI』のフラッシュインタビューに、「1週間ぶりにあった」という息子であるトンマーゾ君を連れ立って登場したロロブリジーダ。しかし、2歳児がマイクを向けられる状況に耐えられるはずもなく、大暴れ。笑顔で対応していた女王は鼻を引っぱられ、頭につけたヘアバンドも取られてしまうなど、やられたい放題だった。

 この微笑ましいインタビューシーンは「愛らしい」「トンマーゾ君がキュートすぎる」と国内外で拡散。大きな反響を生んでいた。

 しかし、ロロブリジーダによれば、好意的な反応ばかりではなかったという。イタリア・メディア『La Stampa』によれば、「多くの悪意あるコメントにがっかりしたし、傷づいた」と吐露。SNS上で寄せられた家族への中傷を告白した。

「あの時の私は自然体だった。彼(息子)とは1週間ぶりに会えた瞬間だったので、抱きしめたかった。彼は選手村にすら入れてなかったし、私も自分のことに集中していた。だから、彼は母親を恋しがっていた。それなのに私たちに向けられたコメントが残念だった」

 さらに「女性からのそういう悪意にとくにがっかりした。私たちはお互いに助け合うべきはず」と続けたロロブリジーダは、「息子は本当にママを独り占めしたかっただけ」と訴えた。

「あれだけのことで厳しく批判すべきではないわ。一番傷ついたのは、見知らぬ誰かが私の息子に対して『無礼だ』とメッセージしてきたこと。別に私のことなら何でも言っていいけど、2歳の子どもには手を出さないでほしい。

 私が諦めなかったのは、本当に息子のおかげなの。彼を見るたびに、自分に言い聞かせてきた。『これは彼のためだ』と。スタートラインに立つ前に諦めてしまうような母親にはなりたくないと思ってやってきたから」

 やはり母は強い。そして、世界の檜舞台に立つアスリートに対する中傷は言語道断だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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