◇米国男子◇WMフェニックスオープン◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)「…

クリス・コモコーチとスイング修正に取り組むザンダー・シャウフェレ

◇米国男子◇WMフェニックスオープン◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

「ファーマーズインシュランスオープン」で実に4年ぶりの予選落ちを喫したザンダー・シャウフェレ。連続予選通過がPGAツアー(米ツアー)史上5番目の72試合でストップした。昨シーズンは自身最終戦だった10月「ベイカレントクラシック」で優勝を飾ったものの、2024年に漂った“常勝の雰囲気”には及ばない。彼はいまどんな状況なのか?現地で探ってみた。

自分の影を見ながらシャドースイング

2月と思えないアリゾナの強い日差しの下で、シャウフェレは汗をかきながら精力的にボールを打っていた。打つ前に必ずシャドースイングを行い、切り返し時のクラブの通り道を確認。そして右ひじの位置を意識しながら、下げる動きを繰り返す。2024年「全米プロ」優勝前からタッグを組むクリス・コモコーチが動画を撮って2人で話し込み、時にはシャウフェレの腕を触りながら、「もっとこうしたほうがいい」とセッションを繰り返す。どんなスイングを目指しているのか?練習後のシャウフェレに疑問をぶつけた。

腕の通り道をガイドする

「スイングの各要素のかみ合わせをうまく働かせようとしているんだ。最近は打撃レンジでは明らかにいい球が出るようになってきたけど、コースでうまく打てていないからね」

体の動きの連動が何より大事

クラブをインサイドに下ろすような仕草を見せていたが、本人は「それもちょっとだけだよ。クラブの重みで少し仕事をさせて、切り返しでクラブをもう少しスムーズに戻せるようにしているんだ」と明かした。体の運動量を増やしてクラブを自然に下ろしたい。「あとはちょっとしたシークエンス(連動)だね。コースでトラブルがあるとつい手先を使いがちになったり、自分の動きを信用できなくなったりすることがある。手でボールをパンチする感じじゃなくて、できるだけリラックスして打つようにして、体、腕、足、クラブの連動をうまくやってきたいんだ」と力説すると「まあ、見ててよ」とウィンクして、練習ラウンドのためコースへ走って行った。

フェニックスオープンでは予選を突破し、最終日に「65」を出すなど復調傾向か。2年前に見せた輝きを取り戻し、生まれたばかりの子どもに強い姿を見せたい。(アリゾナ州スコッツデール/服部謙二郎)

長く話し込む場面も