ポルトガル2部リーグのFCペナフィエルに期限付き移籍したMF安斎颯馬が13日、自身のインスタグラム(@soma_anza…

ポルトガル2部リーグのFCペナフィエルに期限付き移籍したMF安斎颯馬が13日、自身のインスタグラム(@soma_anzai07)を更新した。移籍後初の投稿として、デビュー戦を戦い抜いた“証拠”とも言える一枚を公開している。

投稿に添えられたのは絵文字のみのシンプルである一方、写真は雄弁だ。ロッカールームの床に置かれたのは「ANZAI 7」のユニフォーム。白地は泥でまだらに染まり、スパイクも芝と土の跡がくっきり残る。ゴールの喜びを前面に出すのではなく、まず“戦った結果”を見せる構図が、海外挑戦の緊張感と覚悟をそのまま伝えてくる。
安斎は1月24日にFC東京からペナフィエルへ期限付き移籍が発表された。青森山田高校、早稲田大学を経てプロ入りした経歴を持ち、国内で積んだ経験を武器に、ヨーロッパで新たな勝負に踏み出した形である。

しかもこの挑戦は、いきなり結果がついた。安斎はリーグ戦でのデビューとなったシャヴェス戦で後半から出場し、54分に決勝ゴールを記録。チームを1-0の勝利へ導いた。新天地での“最初の一歩”としては出来過ぎなほど鮮烈で、今回の投稿がより重みを帯びた。

海外挑戦は、華やかな移籍報道だけでは語りきれない。言語も文化も、プレースタイルも違う環境で、まず求められるのは“チームに必要な存在だ”と示す即効性である。安斎はデビュー戦で決勝点という、最も分かりやすい形で信頼の入口をこじ開けた。初陣で結果を出し、その上で“戦いの跡”を提示したこの投稿は、安斎がこの挑戦を短期の話題で終わらせないという意思表示にも見える。次の90分で何を積み上げるのか。ここからが本当の勝負である。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部