大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりに挑む、安青錦(21)が所属する安治川部屋が13日、都内の部…

大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりに挑む、安青錦(21)が所属する安治川部屋が13日、都内の部屋で稽古を公開した。安青錦は四股やすり足などの基礎運動、ぶつかり稽古で汗を流した。関脇だった昨年11月の九州場所、新大関だった東京開催の1月初場所と、2場所連続連続優勝している安青錦は「会場によって、見る景色が違うと思う。それを全部味わってみたいなという気持ちがあります」と、大阪での初優勝、さらには名古屋場所を含め、全4会場(年6場所のうち東京開催3場所)制覇という、壮大な夢を掲げた。

相撲を取る稽古は、大阪入りした今月24日の番付発表後を予定しているという。「(2月は)巡業がないので、しっかり行ける時には」と、朝稽古の他にジムでのトレーニングを週2、3日ペースでこなしてきた。この日は40キロの重りを持って腰下ろしを繰り返したが「ジムでは50キロ(の重り)もあるので」と、ハードなメニューを自らに課し「全体的に強くなれたら」と、トレーナーの助言も借りながら、まんべんなく各部位の筋力強化に努めている。

現在はミラノ・コルティナ五輪を開催中だが「冬のオリンピックは詳しくないんでね」と、見ていないという。場所後に疲れが出やすい部位を問われると「メンタルじゃないですか。疲れたなって」と言って、報道陣を笑わせた。ただ、前夜は若い衆を連れて食事に出かけるなど、リフレッシュもできている様子。体つきも変化はなく、ここまでの調整も「いつも通り」と、順調そうな口ぶり。「いいところを伸ばしていきたいし、悪いところを治していきたい。まだ強くなれると思っている」。春場所で3場所連続優勝を飾り、文句なしの横綱昇進を勝ち取る決意だ。【高田文太】