ミラノ・コルティナ冬季五輪は11、12日、スノーボードの女子ハーフパイプと男子ハーフパイプの予選があり、女子では開志創…
ミラノ・コルティナ冬季五輪は11、12日、スノーボードの女子ハーフパイプと男子ハーフパイプの予選があり、女子では開志創造高校(新潟市)1年の工藤璃星(りせ)選手(16)が、男子では村上市出身の平野歩夢選手(27)らが登場した。新潟県内ではパブリックビューイングが開かれ、集まった人たちが熱い声援を送った。(井上潜)
■「歩夢なら、絶対決勝に」 いとこも応援
村上市教育情報センターで12日午前3時半ごろから始まったパブリックビューイングには、未明にもかかわらず地元の人を中心に約70人が集まり、スクリーンに映し出された男子ハーフパイプの様子を見守った。
2連覇がかかる平野選手は25人中4番目にスタート。1本目から華麗な空中技を披露し、2本目との合計で7位に。上位12人による決勝への進出を決めた。
1月の大会で下半身などを強打し、骨盤の右腸骨などを骨折するケガを負った平野選手。ケガの影響が心配されたが、流れるような滑りで美しい空中技を決めると、会場から「やった、さすがだ!」と、歓声が起きた。
いとこの橋本尚武さん(30)は「ケガがあったけど、歩夢なら絶対に決勝に上がると思っていた。見ている時は少しハラハラしたけど、歩夢らしく、きれいな技を見せてくれた」と喜んだ。
■同級生「かっこよかったと伝えたい」
新潟市中央区の開志創造高校では11日午後6時半ごろから、工藤選手の同級生や教職員ら約30人が、「璃星さん がんばれ!」と書かれたうちわなどを手に、スクリーンでテレビ中継された女子ハーフパイプを観戦した。
1、2本目とも落ち着いた滑り出しからダイナミックな空中技を見せた工藤選手。その高さと迫力に、集まった人たちから「すごい、すごい」と歓声が上がった。
2本目を終え、24人中4位で工藤選手の決勝進出が決まると、会場は拍手と喜びの声に包まれた。
北海道出身で、競技と学業の両立を目指し、昨年4月に開校した同校に入学した工藤選手。友人たちと一緒に応援した黒木瑛斗さんは「同級生にオリンピック出場選手がいるなんてすごいこと。次に会ったら、かっこよかったと伝えたい」と興奮気味に話していた。
ハーフパイプの決勝は、女子は13日未明に、男子は14日未明(いずれも日本時間)に行われる。妙高市出身の冨田せな選手(26)と国際スノーボード&スケートボード専門学校(妙高市)の山田琉聖選手(19)も出場する。