【WWE】SMACK DOWN(2月6日・日本時間7日/ノースカロライナ・シャーロット) …
【WWE】SMACK DOWN(2月6日・日本時間7日/ノースカロライナ・シャーロット)
高所恐怖症を自認する女子レスラーがヤケクソの決死のダイブ。普段の賑やかしキャラを返上し大一番で覚醒する姿に実況席も「やれば出来る!」「フォームが美しい!」と大絶賛だった。
WWE「SmackDown」で行われた女子エリミネーション・チェンバー予選トリプルスレットマッチで、ティファニー・ストラットン、ラッシュ・レジェンド、チェルシー・グリーンが対戦。クセの強い女子3人が激戦を繰り広げるなか"高所恐怖症"で知られるチェルシーが気合のダイブを連発。「ネタ枠レスラー」扱いの汚名を晴らすべく好勝負を展開した。
元女子王者のティファニー。183センチの元プロバスケ選手"デカ女"ことラッシュの2人に何やら口撃を加えるチェルシー。口の悪いお騒がせキャラだがファンの人気は絶大で「チェルシーに勝って欲しい」「最高王座を取ってもっとお笑いが観たい」との期待の声が上がるが、お察しの展開が待ち受けていた。
案の定ゴングが鳴ると威勢よく2人にビンタをかましたチェルシーだが、エルボーやグーパンを貰い退場、やられ役確定の空気に「ボロ雑巾のように…」「かわいそう」など試合前から同情の声が並ぶ。しかしこの日のチェルシーは単なるネタレスラーではなかった。
ティファニーとの攻防でリング下に叩き落とすことに成功すると、チェルシーはトップロープに駆け上がる。ABEMAの解説・堀江ガンツは「チェルシー飛びますか?高所恐怖症ですよ」との指摘。高いところが苦手なチェルシーだが、観客の煽りに乗って華麗な「クロスボディ」を炸裂。ティファニーに加えラッシュのセコンド、ナイア・ジャックスの巨漢も吹き飛ばす決死のダイブに堀江は「凄い飛距離ですよ」、実況の清野茂樹アナウンサーも「フォームも美しい!」と声を上げた。
もはや「高いとかいってられない」とばかりにガンギマリの目で「イリミネーション・チェンバー」と電光掲示板を指さし"私が行くわ"とアピール。ミラノ・コルティナ五輪では高所恐怖症のスキージャンパー、フィリプ・ライムントが金メダルを獲得したばかり。プロレス界にも恐怖を超えた女がいた。
ファンも「チェルシー飛んだ」「高所恐怖症は?」「怪我すんなよ」「やるやん」「だいぶ高かった」とその度胸を称えた。
さらに中盤にもチェルシーは奮起。ティファニーとラッシュのハードな攻防を横からかっさらうようにトップロープから向かい側の6メートルの距離を跳ぶ"コースト・トゥ・コースト"のミサイルキックでまとめて迎撃。高所恐怖症の彼女とは思えない大胆な攻撃に堀江は「素晴らしい」清野アナは「やれば出来る!」と再びベタ褒め。ファンも「チェルシーまじか」「チェルシー最高!」「やれば出来る子」とジャイアントキリングへの期待が高まる。
しかしチェルシーがフォールに入ったその瞬間、場外からラッシュのセコンド役であるナイアがチェルシーの足を引っ張りフォールを阻止。これを見たチェルシー側のセコンド役、アルバ・ファイアがナイアに襲いかかり場外で乱闘が発生。この混乱の結果、ラッシュがリングバリケードの向こう側へ吹き飛ばされ分断される。
一方リング内ではチェルシーがシグニチャー「アンプリティアー」の体勢に入り勝負に出るが、ティファニーがカウンターで切り返しコーナーから「プリティエスト・ムーンサルト・エバー」で仕留め3カウント。大本命のティファニーが勝利した。 勝ったティファニーは2月28日(日本時間3月1日)に開催される「女子エリミネーション・チェンバー戦」への出場権を獲得。一方で高所恐怖症を克服し飛びまくったチェルシーに堀江は「今夜はチェルシー・グリーンの奮闘でしょう」とMVPに挙げ健闘を称えた。
(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)
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