青森県外ケ浜町は、町営「蟹田一本松地区公園野球場」の愛称の命名権者を募集している。町によると、町営施設の命名権事業は初…

 青森県外ケ浜町は、町営「蟹田一本松地区公園野球場」の愛称の命名権者を募集している。町によると、町営施設の命名権事業は初めて。命名権料は野球場の維持管理や運営に使われるという。

 この野球場は町役場の隣の運動公園内に立地。両翼90メートル、センター120メートルの広さで、内野は土、外野は芝のグラウンドだ。スタンドは芝生席のみだが、バックネット裏の本部席や一、三塁側のベンチは完備。「過疎地の球場では珍しいナイター照明」(町企画政策課)も6基を備える。

 1985年に完成。少年野球や草野球チームの地区・県大会や練習などに使われてきた。今年度も4~10月のシーズン中(214日)に203日の予約が入った人気施設だ。

 ただ、地元の体育協会などに加盟するチームは無料で使えるため、年間約140万円の維持管理費を使用料で賄えず、赤字施設となっていた。

 命名権者の募集要項では「新たな財源を確保することで、施設の持続可能な維持管理、運営を図る」と説明している。

 応募資格は県内外の企業や団体など。4月1日から3~5年契約で、命名権料は年額30万円以上(税抜き)を希望している。

 命名権者は、自らの企業名や商品名を含めた愛称を球場に名付けて、球場内外の看板表示を改めたり、看板を新設したりすることが出来る。

 応募は2月27日まで。応募者ゼロの場合は1カ月ずつ延長する。庁内の審査委員会を経て年度内に契約する見通しだ。

 募集要項は町ホームページで。申し込みや問い合わせは町企画政策課(0174・31・1214)へ。(吉田耕一)