NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン1 第8節(交流戦…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第8節(交流戦)
2026年2月14日(土)12:00 秩父宮ラグビー場 (東京都)
横浜キヤノンイーグルス vs リコーブラックラムズ東京
横浜キヤノンイーグルス(D1 カンファレンスA)

横浜キヤノンイーグルスのシオエリ・ヴァカラヒ選手。「練習でやってきたことを全力で出し切る」(写真は2025年1月18日の vs 相模原DB戦より)
トヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)との前節を接戦で制した横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)は今節、リコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)とのホストゲームを戦う。今季初勝利の次なるターゲットは、今季ホストゲーム初勝利だ。
結果的に開幕6連敗を喫する形になった前々節のコベルコ神戸スティーラーズ戦後、よほど記者(筆者)の表情が落胆していたのだろう。記者会見場からの去り際、キャプテンのジェシー・クリエルが筆者の肩に手を置きながら日本語でこう言った。
「次、勝ちましょう」
前節のトヨタV戦はまさに“有言実行”の今季初勝利。6点リードの終了間際、最後は山菅一史が姫野和樹のミスを誘発すると、待望の勝利を告げるホイッスルがパロマ瑞穂ラグビー場に鳴り響いた。歓喜に沸く横浜Eフィフティーン。その輪の中にいたシオエリ・ヴァカラヒは「練習でやってきたことを100%、みんなで出し切ることができた」と胸を張った。
振り返れば、トヨタV戦2日前。練習の拠点であるキヤノンスポーツパークには公開練習を一目見ようと、数多くのファンが詰め掛けた。いつも応援してくれるファンに向けて、「来てくださってありがとうございます」と頭を下げたヴァカラヒはファンサービスの最中に「今週は絶対に勝ちましょう」とファンと誓い合っていたという。「ファンのみなさんの声がとても力になった。僕はあの日の応援を意識しながらプレーしていました」。そう言ってヴァカラヒはファンからの支えに感謝した。
ここから始まるイーグルスの猛反撃──。2連勝を目指す今節の対戦相手は“事務機ダービー”として長年しのぎを削ってきたBR東京だ。プロップで先発予定のヴァカラヒは闘志に満ちていた。
「まずはスクラムを安定させること。またセットピースでは全力でガンガンにディフェンスをして相手に圧力を掛けていきたい」
昨季から本格的に挑戦しているプロップのポジション。大先輩である岡部崇人にはプロップの極意を聞き、新境地のポジションを自分のモノにしようと努力を続けてきた。「フロントローのみなさんに助けてもらいながらやれています」とはヴァカラヒの言葉だ。
今季初の2連勝を懸けたBR東京戦。「練習でやってきたことを全力で出し切る」と心に誓うヴァカラヒが、チームを勝利に導く。
(郡司聡)