<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇女子ハーフパイプ(HP)決勝◇12日(日本時間13日)◇リビー…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇女子ハーフパイプ(HP)決勝◇12日(日本時間13日)◇リビーニョ・スノーパーク

22年北京大会に続く2度目出場の小野光希(21=バートン)が銅メダルを獲得した。予選11位通過から驚異的な巻き返しで初のメダルに輝いた。

小野は1回目にすべての技を決めて85・00点を記録。2回目、3回目は転倒したものの、順位を守り切って自身初の五輪メダルを獲得した。

表彰式後のテレビインタビューでは初のメダル獲得について「本当に重いというか、4年間の積み重ねがギュッと詰まっていて」と喜びを語った。決勝の出走順が早かったこともあって、メダル確定まで時間が長かった。「待つ時間が長くて、だんだんと実感がわいてきて、率直に良かったなと思います」。前回大会の北京五輪では9位。そこからの4年間は「苦しい時間のほうが長くてつらかった」というが「たくさんの支えでここまで頑張ってこられた。まわりの皆さんに感謝です」と話してメダルを大事そうに見つめた。

前回大会は9位で涙をのんだ。高さのあるエアと安定感のある技構成を武器に、10代から国際大会で主要タイトルを獲得してきたトップライダーだが、17歳で臨んだ初の大舞台では悔しさを残した。

それでも、今年1月に米コロラド州で行われたワールドカップ(W杯)第4戦で2季ぶりに優勝。2位に8・25点もの差をつけて2度目の五輪切符を確実にし、再び大舞台にたどり着いた。10代の頃とは立場も変わった。4年前の雪辱を果たした21歳は「北京が終わってからうれしいことよりも苦しい時間の方が本当に多くて。でも、たくさんの方の支えのおかげでここまで頑張ってこれた。感謝の思いでいっぱい」と思いを語った。

◆小野光希(おの・みつき) 2004年(平16)3月5日、埼玉県生まれ。東京・成立学園高を経て早大に在学中。20年ユース五輪金メダル。22年北京五輪9位。23年にはW杯で初優勝。154センチ。