◆ミラノ・コルティナ五輪 11日に行われた男子スピードスケート1000メートルで、ユップ・ベンネマルス(オランダ)がラ…
◆ミラノ・コルティナ五輪
11日に行われた男子スピードスケート1000メートルで、ユップ・ベンネマルス(オランダ)がラスト1周のバックストレートで廉子文(中国)と入れ替わる際に、ベンネマルクスの左足が前を滑っていた廉の足と接触したことについて、ベンネマルスは12日、自身のSNSを更新をした。
ベンネマルスはオランダ語で「すぐに分かっていた。あれは、私のオリンピックの夢が打ち砕かれた瞬間だった。起こり得るとは思っていなかったことが、現実になってしまった。やり直さないという選択肢はなかった。最初の滑走、そして再滑走のとき、観客から大きな支えを感じた。それは本当に素晴らしかった。まだ整理はできていないし、これから受け止めていかなければならない。でもこれも一つの教訓であり、私をさらに強くしてくれるはずだ。これからのレースに向けて準備をしていく。なぜなら、それが自分という人間であり、そうやって学んできたからだ…」と投稿した。
ベンネマルスは25年世界選手権の覇者で金メダル候補と目されていた。五輪記録を上回るペースで快走していたが、廉との接触により再レースに。約20分後に行われた2度目の1000メートルでは終始風が当たり続けながら滑りきった。タイムは伸びず1分7秒58で5位にとどまった。廉は失格となった。
ベンネマルスの父・エルベンもまた、98年長野五輪でレース中の接触で負傷し記録を残せなかった悲劇の人だが、3度目の五輪で挑んだ06年トリノ五輪では男子1000m、団体追い抜きでともに銅メダルを獲得した。