◆ミラノ・コルティナ五輪 カーリング女子1次リーグ(12日、コルティナ・カーリング・オリンピックスタジアム) 女子の1次…
◆ミラノ・コルティナ五輪 カーリング女子1次リーグ(12日、コルティナ・カーリング・オリンピックスタジアム)
女子の1次リーグ(L)が開幕。日本代表で世界ランキング5位のフォルティウスは、2022年北京五輪銅メダルで同4位のスウェーデンに4―8で敗れ、黒星スタートとなった。最終第10エンド(E)を残し、負けを認めるコンシードで敗戦。第4Eで最終投者(スキップ)の吉村紗也香(34)のミスショットで3失点し、最後まで流れをつかめなかった。
氷の変化に対応できず、初出場の吉村の表情がこわばった。微妙な判定となった第9Eの最後の石も、メジャー測定で味方せず。相手に1点が入り、4点差となったところで、自ら負けを認める「コンシード」でスウェーデン選手と握手を交わした。最後は「しっかり切り替えて、いい準備をしていきたい」と前を向いたが、自身初の五輪の洗礼を受けた。
吉村の表情が一気に曇ったのは第4Eの自分の最終投。円形のハウス内にあるストーン(石)につけるはずだった。しかし、くっつけるどころか、ハウス内に吉村の石は届かず。「少し前半は自分自身の動きが硬かった」。スウェーデンの2つの石が中心に近く、そこに最後に相手が石をつけ、3点を奪われた。
最初の3Eまでは、氷の状態を把握していたのはフォルティウスだった。スウェーデンの細かいミスに対し、ほとんどミスがなく、流れを呼び込んだ矢先だった。氷の状態が、時間がたち、室温の上昇や氷の使用頻度などで、一刻一刻と変化した。
第4Eに入ると、目に見えて石の滑りが変わった。同じ力加減で投げても、石が遠くまで滑った。曲がりも大きくなった。その変化に対応が遅れたのがフォルティウスだった。「後半はいつもの通りの自分でいられた」と吉村が言うように、前半での対応が惜しまれた。
吉村にとって、5度目の挑戦で手にした悲願の五輪出場だ。「誇りと幸せをかみしめてプレーしたい」と話していた世界最高の舞台は、まだ始まったばかり。「この試合で情報を得られた」と、吉村は先を見据えた。
▽女子1次リーグ
日 本(1敗)
001002010×|4
010310201×|8
スウェーデン(1勝)