ミラノ・コルティナ冬季五輪で圧巻の2冠に輝いたシモン(C)Getty Images 2冠に輝いた“女王”の過去が物議を醸…

ミラノ・コルティナ冬季五輪で圧巻の2冠に輝いたシモン(C)Getty Images
2冠に輝いた“女王”の過去が物議を醸している。
ある意味で時の人となっているのは、目下開催中のミラノ・コルティナ五輪バイアスロン競技の混合リレーと女子15キロの2種目で金メダルを獲得したジュリア・シモン(フランス)だ。
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現地時間2月11日に行われた女子15キロでは、2位となったに50秒以上の差をつけるなど、圧倒的な強さでレースを制したシモン。しかし、そのパフォーマンス以上に世間の耳目を集めたのは、彼女が過去に犯したスキャンダルだった。
フランス紙『Le Parisien』などの複数メディアによれば、昨年10月にシモンはチームメイトや関係スタッフのクレジットカードを盗み取り、約2000ユーロ(約36万円)相当のネットショッピングをしたことが発覚。デジタル詐欺の罪に問われ、執行猶予付きながら懲役3か月、罰金1万5000ユーロ(約272万円)の有罪判決を受けた。
当初の公聴会では「何も説明できない。そんなことをした覚えがない。理解ができない」と否定していた29歳だが、最終的に罪を認定。反省の色を見せたとして、協会からの出場停止処分も6か月のうち5か月が執行猶予となる軽いものになった。
当然ながら彼女の五輪選出には、母国内で批判が噴出。懐疑論も渦巻き、今回のメダル獲得に対しても「不正行為を許容できるかという疑問を呼び起こしている」(英紙『The Independent』)という。
そうした周囲の逆風を知っている本人は、女子15キロ競技のゴール直後に、人差し指を口元にやり、静かにしてと言わんばかりのジェスチャーを披露。そして、競技後に欧州局『Eurosport』で「正直に言って、今は皆さんに放っておいてほしい。私を一人にして」と複雑なる想いを吐露している。
「昨夜も、私に関する不快な記事を読んだ。それでも今日、私は自分がここにいる意味を証明できたと思う。もう誰にも証明することは何もないの。今はただ、バイアスロンに集中させてもらいたい。チーム内では過去のことは過去のこととして、しっかりと話し合った。その上で私は勝つために、メダルを獲得するために、そしてバイアスロンをするためにここにいる」
単純にスポーツ的な観点から見れば、“世界最高”のバイアスロン選手となったシモン。しかし、チームメイトとの関係を複雑にしてしまった彼女の過去は、いまだ波紋を呼んでいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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