Jリーグ最年長出場記録を更新したJ3福島ユナイテッドFCのカズことFW三浦知良(58)が、先発から前半20分で退いたこと…

Jリーグ最年長出場記録を更新したJ3福島ユナイテッドFCのカズことFW三浦知良(58)が、先発から前半20分で退いたことへの見解を口にした。

明治安田J2・J3百年構想リーグで7日に行われたヴァンフォーレ甲府との開幕戦は先発から20分で途中交代した。

先発した選手を戦術上20分で交代させることへの賛否が渦巻く。試合中の選手の交代回数はハーフタイムを除き3回まで(交代枠は5人)。試合の序盤で1回分を削ることは、勝負が動く後半に向けてのマネジメントが難しくなるという見方もある。

カズは12日に千葉県成田市内での練習後、この点についてこう話した。

「もちろんそれに対しての批判的な意見っていうのもあるかもしれませんけど、それがやってくうちに常識になってくる、変わる場合もありますから。僕個人は(寺田)監督からその話を聞いた時に、迷惑かけるのが嫌だっていうのはちょっとあったんですね。先に使ってしまって。ハーフタイム入れて実際3回になる。その分で最初ちょっと危惧したんですけど、ハーフタイムもあるし、マネージメントできるって言ってくれたんで良かったですけど」

カズ自身、当初は早々に交代枠を消費することへの不安を覚えたが、そこは寺田監督らスタッフのそれ以上の利点があるという判断からだった。それを踏まえ「これがスタンダードになる可能性もありますよ、ベテランの使い方として」と見解を重ねた。

また、寺田周平監督もこう話した。

「20分でありましたけども、本当にゴールに関わる仕事っていうとこができるんじゃないかっていう期待感はあった。そこまでの取り組みであり、やっぱりカズさんってこれはもう世界中どこ探してもいない存在だと思うので、そういうのをやっぱり開幕の20分使うところでチームにプラスになるっていうとこがあったんで、もう迷いなくというか、自信を持って起用はしました」

その上で、こう強調した。

「もうトータル全て考えた中で、チームにとってプラスになるという判断で起用したので、マイナスになるのであれば、当然そういうことをしないですし、やはりそこの20分で交代するっていうところも含めて決断をしました。この決断は後悔しないですし、自信を持って選択した決断ですね」

開幕戦でチームに勢い、弾みを付けるという側面もあった。加えて途中から入るよりも、スタートのイーブンな状況、堅句なりがちな展開も見越しての起用だったと思われる。

カズも口にした「ベテランの使い方としてのスタンダード」となるのか。第2節は15日に「福島ダービー」いわきFCとのアウェー戦に臨む。