「日本ハム春季キャンプ」(12日、名護) 昨季通算900試合登板を達成した宮西尚生投手が、臨時コーチを務める元中日・山…
「日本ハム春季キャンプ」(12日、名護)
昨季通算900試合登板を達成した宮西尚生投手が、臨時コーチを務める元中日・山本昌氏から二つのプロ野球記録更新へ、ハッパをかけられた。
50歳まで現役を続けた通算219勝左腕から、ブルペンで約30分間の直接指導。冒頭で「宮西くん、何試合放ったの?」と尋ねられて答えると「抜け!ウチの岩瀬を抜け!」と、元中日・岩瀬仁紀氏が持つNPB通算最多登板の1002試合超えを求められた。投球練習中にも、コンディショニングに関して積極的に質問。技術的には投球時に重心を低くする意識を持つ重要性を説かれ、真剣な表情で聞き入った。
40歳ベテランの貪欲な姿に、山本昌氏は「体は元気だし、今日もいいボールを投げていたし、勉強する意欲も衰えてない」と太鼓判。「1000試合(登板)もそうなんですけど、僕の最年長記録を抜いてほしい」と、50歳1カ月26日での登板を上回ることを期待した。
2軍キャンプ地の国頭から移動して山本昌氏の指導を受けた宮西は「レジェンドの方、やっぱり長くやられてきた方の指導を受けられるのはすごく楽しみだったし、いい1日が過ごせた」と充実感たっぷりに振り返った。二つの記録更新については「できるチャンスがある。1試合でも岩瀬さんの記録に近づいていきたい」と最多登板に意欲を示しつつ、最年長登板には「…勘弁してください」と苦笑。それでも「この年になってくると、後輩に声をかけることばかり。声をかけてもらえるのは、すごくありがたい。本当に貴重な経験でした」と感謝した。
長く現役を続けられる秘訣(ひけつ)については、自身の考え方との「答え合わせができる」とし「やっぱり間違っていなかった。思い切ってこのまま意識を持ちつづけたい」と意を強くした様子。「すごく勉強になったし、それを生かすも殺すも自分次第。しっかり自分のものにできるとことはものにして、継続して、精進していきたい」と力を込めた。