ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)で11日、男子カーリングが始まったが、現役の弁護士でもある米国男子チームの選手が「…

ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)で11日、男子カーリングが始まったが、現役の弁護士でもある米国男子チームの選手が「ミネソタ州では人権が守られていない」と発言した。米CBSニュースが伝えた。

発言した選手はリチャード・リオホネンで年齢は54歳。冬季五輪に出場した米国選手では史上最年長だという。リオホネンの職業は弁護士で「米国代表であることに誇りを感じる」と言うと同時に、故郷ミネソタ州で起きた移民当局による米国人の射殺事件に心を痛めているという。

「私は28年間そこで弁護士をしているが、大会に集中したいけれども、ミネソタ州で起きていることは間違っている」と発言。「私たちの憲法には不可侵の権利がある。報道、言論の自由、不合理な捜索が行われない権利、そして正当な理由なしに警察に止められない権利。その権利はミネソタ州では守られていない」とした。「五輪は団結、尊厳、思いやりをもたらし、ミネソタ州もそれを生かしてきた。私たちは間違いなく米国のためにプレーしている」と、変わらぬ愛国心を語る一方で、現在のミネソタ州については「厳しい日々でした」と話した。

米国代表を巡っては、現在の国内の状況を「複雑」とした選手に対してトランプ大統領が「負け犬」と名指しし、これを巡って選手が反発。バンス副大統領が「代表選手は政治的な発言をしないように」とくぎを刺す事態となっている。