◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(11日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(70…

クリストファー・ゴッターアップは今季すでに2勝をマーク。いよいよマスターズへ (Orlando Ramirez/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(11日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(7071yd、いずれもパー72)

いまゴルフ界で最強の男は世界ランキング1位スコッティ・シェフラー間違いないだろう。一方で“最も勢いがある”といえば、クリストファー・ゴッターアップの名前も挙がるはず。前週「WMフェニックスオープン」でプレーオフの末に松山英樹を破り、今季出場3試合で2勝目をマークした。シーズンの序盤も序盤ながら、フェデックスカップポイントレースでは1勝のシェフラーを抑えてトップに立つ。

下部コーンフェリーツアーから昇格1年目で初タイトルをつかんだ2024年「マートルビーチクラシック」直前に284位だった世界ランクは現在5位までジャンプアップを果たした。初出場となるペブルビーチでの昇格大会では、ランチ会場で早速シェフラーにいじられたとか。「オレもきみと同じものを食べよう」。ナンバーワンでもあやかりたいような快進撃が続く。

トップクラスに仲間入りを果たした26歳だが、4月のメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)は意外にもことしが初出場となる。マートルビーチクラシックは昇格大会と同週に行われる“裏開催”で、勝てばマスターズ切符を得られるフルポイント付与の試合ではなかった。ロリー・マキロイ(北アイルランド)らを振り切った「ジェネシス スコットランドオープン」での2勝目は昨年7月のこと。待望の瞬間まで2カ月を切った。

これまでオーガスタに足を踏み入れるチャンスがなかったわけではないという。自らのスポンサー企業が大会前の水曜日にオーガスタでディナーを開催しており、そのまま木曜日の初日を観戦しないか誘ってくれたことがあった。「でも、断った。何て言うか、自分の気持ちを台無しにしてしまう気がして…。スポーツ界でも最も盛り上がる大会だから、観客として行くよりも選手として出場したい。今回は喜んで行くよ。実際に行ったことはなくても、全ホールを説明できるくらい詳しいんだ」。待ち切れない様子でキラキラと目を輝かせた。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)