ベンネマルスはがっくりと肩を落とした(C)Getty Images あまりに残酷すぎる幕切れだ。 現地時間2月11日、ミ…

ベンネマルスはがっくりと肩を落とした(C)Getty Images

 あまりに残酷すぎる幕切れだ。

 現地時間2月11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000mがミラノ・スピードスケートスタジアムで行われ、11組に登場した世界王者のユップ・ベンネマルス(オランダ)は、同走の廉子文(中国)と接触。クロッシングゾーンで進路妨害され、その非情な結末が波紋を呼んでいる。

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 そこまで驚異的なペースで滑っていたオランダの23歳だが、ラスト1周のバックストレートで入れ替わる際、進路を譲らない廉と交錯……。レース後には鬼の形相で詰め寄り、会場は騒然とした雰囲気に。30分後の再レースは認められるが、精彩を欠き、最終的に全体5位で表彰台すら登れなかった。

 この無慈悲な結果には、同胞選手も同情を禁じ得ない。オランダ紙『AD』によると、銀メダルを獲得したイェニング・デ・ブーは、「本当に残念だ。こんなことは誰にも起こってほしくない」とコメント。「これほど重要な舞台でこれほどの不運な目に遭うなんて、彼を見るのが本当に辛い」と話したという。

 また、6位のキエルド・ナウシュは、「ユップが本当に気の毒だ。本来なら銅メダルは獲っているはずだから」と反応。「再レースに挑んだ彼を称えたい。『クソ、もう一度やってやる』と思ったんだろう」「会場が彼の味方になる状況だろうと、エネルギーは残っていない」と分析していた。

 大きな物議を醸している今回のアクシデント。しばらくその余波は続きそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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