(11日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉スピードスケート男子1000メートル) 男子1000メートルに臨ん…

 (11日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉スピードスケート男子1000メートル)

 男子1000メートルに臨んだ日本勢は歯が立たなかった。3選手とも2桁順位に沈んだ。

 日本記録保持者の野々村太陽(博慈会)が1分8秒87で日本勢最高の13位。「課題に挙げていた前半のトップスピードで遅れてしまった」。初めての五輪レースで、「いつも通りというのは心掛けていたが、少しプレッシャーを感じすぎていたかな」と振り返った。

 同じく初出場の山田和哉(ウェルネット)はスタートからリズムに乗れず、1分9秒38で20位。「フライングを取られるかなと思いつつスタートを切ってしまった。そのまま200メートルまでうまく加速できず、終わってしまった」と唇をかんだ。

 開会式で日本選手団の旗手を務めた北京五輪男子500メートル銅メダルの森重(もりしげ)航(オカモトグループ)は、最初の200メートルこそ全体5番目で通過するスプリント力を見せたが、終盤は体力が持たずペースを大きく落とし、1分9秒85で24位に終わった。

 1月に行われたワールドカップのレース中に転倒し、左ひざを負傷。現状について「ひざの左右バランスが日によっては崩れたり、力が入らなくなったりする」と語り、2大会連続のメダルが懸かる500メートル(日本時間14日深夜)に向けて不安を残した。(松本龍三郎)