ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子モーグル決勝が11日、リヴィーニョで行われた。冨高日向子が決勝2回目で7…

ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子モーグル決勝が11日、リヴィーニョで行われた。冨高日向子が決勝2回目で78.00点をマークし4位入賞を果たした。3位のペリーヌ・ラフォン(フランス)と同点だったが、ターン点のわずか0.2点差で表彰台を逃した。
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25歳の冨高は決勝2回目で攻めの滑りを見せた。第1エアでコーク720を決めると、セカンドエアでも同じ技を鮮やかに成功させた。質の高いターンで滑り切り78.00点を記録した。
ラフォンも78.00点だった。モーグルでは同点の場合、採点の60%を占めるターン点で順位を決める規定がある。冨高のターン点は46.0、ラフォンは46.2。わずか0.2点の差で明暗が分かれた。
世界選手権銀メダリストの冨高は、前日の予選を75.28点の5位で通過。決勝1回目では79.42点で3位となり、上位8人による決勝2回目に進んでいた。
モーグルの採点はターン60%、エア20%、タイム20%の割合で100点満点。ターン技術が最も重視される競技だ。五輪の決勝で同点となるのは異例の展開となった。

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冨高は滑走後「全部出し切れたのかなって思うんですが、やっぱり悔しい」と複雑な表情を見せた。「守ってこの順位になるよりは攻めきれた結果でこの順位ならしょうがないかなって思います」と振り返った。
インタビュー後、チームメイトの柳本理乃と中尾春香が労うと、こらえていた涙があふれだした。北京では19位に終わった。4年間で表彰台まであと一歩の位置まで到達した。「4位という結果を自信につなげられたら」。14日のデュアルモーグルに挑む。