選手たちの胃袋を支える食事。目下開催中のミラノ・コルティナ大会では、その質が問われている(C)Getty Images …

選手たちの胃袋を支える食事。目下開催中のミラノ・コルティナ大会では、その質が問われている(C)Getty Images
今月6日の開幕以来、トップアスリートたちによる熱戦が繰り広げられているミラノ・コルティナ冬季五輪。そんなウインタースポーツの祭典を支えるのが、広大な土地が設けられた選手村だ。
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選手はもちろん、各国スタッフたちの生活拠点となる選手村は、大会前から関心を集めていたが、ここにきて一部の利用者から“苦情”が漏れ始めている。
美食大国イタリアが舞台となった今大会だが、奇しくも苦情の矛先となったのは、食事面だった。
巨大な食事会場では、パスタ、ピザを中心としたイタリア料理に加え、グリルした肉と魚やサラダ、パン、デザートなどさまざまな料理が提供されているというのだが、選手たちからはバリエーションの少なさに不満の声が上がっている。
韓国の元ショートトラック選手であるクァク・ユンギのYouTubeチャンネルに出演したショートトラックの同国代表であるシン・ドンミンは「味は何にも問題ない。でも、同じ食べ物が朝、昼、晩と毎日出てくる。メニューが変わらないんだ。だからたくさん噛むようにしている」と吐露。さらに同じくショートトラック代表のイ・ジュンソも「これは美味しいとたくさん食べるものがない。僕らは韓国料理が別に準備されているから何とかやっていけている」と赤裸々に語った。
後輩たちの告白を受け、過去に2度の五輪出場を誇るクァク・ユンギも「平昌の時は食堂がいっぱいになるほど食べ物が敷かれていたのに。しかもここには箸すらない」と回想。今大会の食事情を冷静に伝えている。
もっとも、韓国の選手団は総22億ウォン(約2億4200万円)の予算を投入され、選手村に配備された「給食支援センター」で、白米や焼き肉など韓国料理を日夜楽しめている。ゆえに負担が少ないのかもしれない。
一方で支援金の少ない国の選手からは切実な願いも聞こえてくる。英紙『The Times』の取材に応じたジョージアのアイスダンス代表のグレブ・スモルキンは「胃がムカムカし始めている」と訴えている。
参加国が多い五輪のような国際大会では、万人が納得する環境を提供するのは容易ではない。それでもアスリートの力の源となる食事の質だけは、なんとかしてもらいたいものである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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