イタリア代表のゴッジャも危機感を覚えているようだ(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪は連日、トップアス…

イタリア代表のゴッジャも危機感を覚えているようだ(C)Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪は連日、トップアスリートのハイパフォーマンスが繰り広げられ、大会前半より盛り上がりをみせている。だがその一方で、現地メディアは運営面での課題も少なくないと警鐘を鳴らす。
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チケットの価格が五輪現地観戦の妨げになっていると伝えるのは、イタリアニュースサイト『il Nord Est』だ。現地時間2月11日配信の記事の中で、「チケットが非常に高額であることは、もう1年前から分かっていた。しかし、その結果がスタンドの空席を生み、イタリア代表への応援を減退させ、さらには出場選手までも不満を抱かせることになるとは、そこまで予測できるものではなかった」と打ち明けている。
今大会で女子アルペン競技に出場しており、コルティナでの開会式で聖火最終ランナーも務めた、イタリアのソフィア・ゴッジャのコメントを掲載しており、その中では、「ワールドカップのほうがずっと熱気がある」「(五輪は)チケットもはるかに高い。だから、いわば来場をためらわせる要因になっている」と苦言が並んでいる。
記事では、ゴッジャの出場種目の1つである女子スーパーGの観戦チケットの一部を例に挙げており、「トファーネ会場への入場料はカテゴリーAで220ユーロ(日本円で約40,000円)、第2カテゴリーで100ユーロ(同18,200円)」と説明。その上で同メディアは、「オリンピックとは言え、決して安価ではない」と評している。
さらに、開幕前より行われているカーリングの混合ダブルス、イタリア代表の初戦でも客足が伸びなかったとして、「テレビカメラの視界に映る空席を隠す役割を果たしたのは、学校団体客だった。彼らは、空席を隠すのに苦労するカメラにとってまさに救いの存在だった」と実情を明かす。
また、開会式においてもチケットの売れ行き落ち込んだことで対応に迫られ、「世界同時中継で約25億人が視聴する中での失態を避けるため、座席配分を再調整せざるを得なかった。売れ残りが多かった区画を隠すためである」と指摘する。開会セレモニー直前で、チケット価格の大幅な変更が行われたとも振り返り、同メディアは「当然ながら正式に苦情を申し立てた人もいる」と綴っている。
五輪の主役が選手であることはもちろんだが、大舞台の熱気を生むためには、現地を訪れる観客も欠かすことの出来ない存在であることは間違いない。4年に1度のビッグイベントは、決して限られた層だけが楽しむものであってはならないはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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