冨高の攻めた滑りに賛辞が寄せられた(C)Getty Images ミラノ・コルティナ冬季五輪のフリースタイルスキー女子モ…

冨高の攻めた滑りに賛辞が寄せられた(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ冬季五輪のフリースタイルスキー女子モーグル決勝が現地時間2月11日に行われ、日本の冨高日向子が4位入賞を果たした。銅メダル獲得のペリーヌ・ラフォン(フランス)と同点となったが、ターン点の差により冨高は及ばず、悔しい4位に終わった。

【写真】氷上と雪上のヒロインたち 冬季五輪で輝く女性アスリートを一挙紹介!

 決勝1回目、冨高は79.42点をマークし3位で2回目に進出。8選手により争われる決勝2回目でも、ターンや2度のエアをミスなくこなし、スピードに乗ったまま27秒03のタイムでフィニッシュした。

 残り2人の時点で、78.00点を記録した冨高が3位に入り、メダルの行方を見守る展開に。だが、その直後に滑ったジェーリン・カウフ(米国)が80.77点で2位に食い込むと、その瞬間に冨高のメダルの可能性が消えた。金メダルはエリザベス・レブリー(米国)が獲得。フリースタイル女子モーグルは、米国選手が1位、2位となった。

 3位のラフォンと冨高はいずれも78.00点をマーク。しかし、ターン点が46.2点のラフォンに対し、冨高は46.0点と、わずか0.2点の差でメダルに届かなかった。

 モーグル競技の採点で重要視され、順位を決定する上で優先されるターン点が明暗を分ける結果に。それでも、冨高は競技後、悔しさを滲ませながらも、自身のパフォーマンスについてフラッシュインタビューでポジティブな言葉で振り返った。「目指していた自分の一番良い滑りというのは出来たと思います」と述べた他、3位通過だった決勝1回目を上回るつもりだったとして、「守りに入るのではなく、攻め切った上でのこの順位ならしょうがない」と心境を語っている。

 さらに、次の種目であるデュアルモーグルに向けても、「今日の悔しさを糧にしっかり上位を、メダルを目指して頑張りたい」と力強く誓った。

 メダル獲得にあと一歩まで近づいた冨高の結果には、SNS上でも様々な反響が上がった。「惜しかったけどいい滑りだった!!」「胸が締めつけられる結果だけど、堂々の滑りでした」と称える投稿などの他、「これほど悔しい4位はない」「他の競技は銅メダルが複数あるのに」という、複雑な想いを綴った投稿も相次いでいた。

 まさに、観る側にとっても悔しさを噛みしめる結末となったが、一方では、モーグルの魅力を改めて感じ、競技の奥深さも知ることが出来たとも言えるだろう。冨高の次なる戦いとなるデュアルモーグルの予選と決勝は、現地時間14日に行われる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】18歳のボード投げつけの反応に“的外れな非難”…「日本で困惑の怒り爆発」と韓国メディア【冬季五輪】

【関連記事】「見てて幸福感が上がった」「爽やかで可愛い」38歳の金メダリストがテレビ番組に引っ張りだこ メガネ姿も話題に【冬季五輪】

【関連記事】「次は辞退してくださいね」が生んだ波紋 心無いアンチに“逃げなかった”近藤心音に擁護の声「理解できん」「なんでこんな言葉になるのか」【冬季五輪】