「練習試合、日本ハム3-3楽天」(11日、エナジックススタジアム名護) 日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が11日、今…

 「練習試合、日本ハム3-3楽天」(11日、エナジックススタジアム名護)

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が11日、今年の自身初実戦で最高のスタートを切った。楽天との練習試合に「5番・一塁」で出場し、二回1死の第1打席で先制ソロ。145キロの直球を豪快に中堅左へ放り込んだ。

 初実戦のファーストスイングで仕留めた一発。「ホームランが出てよかった」と頰も緩んだ。例年なら久々の打席は「全然見え方も感覚も違う時ばかり」だったが「今年は全然ブランクがない。いい状態で打席に入れた」と変化を明かした。

 今オフは軸足の左足に体重を乗せることを意識したスイングに取り組んできた。そこに、10日から臨時コーチとして指導する山崎武司氏の助言もハマった。スイング時に左足裏の内側が浮いてしまうクセがあったが、親指付け根部分の母趾(ぼし)球を意識するように言われて実践。すると「めっちゃいいなって感じ」と力が伝わる感覚を得て、試合に臨んでいた。

 海辺の強風に乗った一撃とあって、新庄監督は「風、風。以上」と素っ気なかったが、素直にアドバイスを取り込もうとする姿には「続けられるかが一番のポイント」と継続を願った。

 昨季はリーグ2位の143安打を放った清宮幸。今年は「やっぱり長打をたくさん打ちたい。ホームランをいっぱい打って、チームを勝利に導きたい」と進化を見据える。力強さを増したスイングで、より強くより遠くへ。まずは目指す形が出た初アーチだった。