<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):複合>◇男子個人ノーマルヒル後半距離◇11日◇テーゼロ距離競技場6大会連続出場…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):複合>◇男子個人ノーマルヒル後半距離◇11日◇テーゼロ距離競技場

6大会連続出場で今季限りでの現役引退を表明している渡部暁斗(37=北野建設)が、自身ラストとなる五輪の初戦を終えた。

前半の飛躍で100メートルを飛んで122・3点で11位に入り、後半の距離をトップと41秒差でスタート。11位でフィニッシュした。

五輪3大会連続メダルを獲得し、第一人者である渡部は11日の競技開始前に自身のX(旧ツイッター)を更新。

「IOCはノルディック複合の存続に対してTV視聴率にも注目しているので是非沢山の方にライブ観戦していただけたら嬉しいです。頑張ります」と投稿し、競技存続に向けて、テレビ観戦を呼びかけた。

ノルディック複合は「キング・オブ・スキー」と呼ばれる一方で、競技を行っている地域に偏りがあること、女子種目がないことが国際オリンピック委員会(IOC)の方針に沿わない形となっている。現時点で2030年冬季五輪での実施は決まっておらず、今後の検討課題となっている。

◆渡部暁斗(わたべ・あきと)1988年(昭63)5月26日生まれ、長野・白馬村出身。98年長野五輪をきっかけに白馬北小学4年でジャンプを始め、白馬中1年から複合に取り組む。五輪は白馬高2年だった06年トリノ大会でデビューを果たし、6大会連続出場。メダルは銀2、銅2。W杯は個人歴代最多の通算302戦出場。優勝19度。家族は妻と3男。