高梨沙羅とのハグが感動を呼んでいる伊藤有希(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪は現地時間2月10日、ス…

高梨沙羅とのハグが感動を呼んでいる伊藤有希(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪は現地時間2月10日、スキージャンプ混合団体が実施され、日本が銅メダルを獲得した。男女2人ずつの4人が2度のジャンプで競う同種目で、日本は丸山希、小林陵侑、高梨沙羅、二階堂蓮が出場。合計1034.0点で、混合団体初のメダルを手にした。

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 高梨のリベンジが叶った。前回2022年の北京大会では、スーツ違反による1回目失格という苦難を味わい、日本は4位に終わった。それでも、今回は2本ともに安定したジャンプを披露。役割を果たし、表彰台では笑顔を見せた。

 そんな高梨の涙腺が崩壊したのは、4年前の混合団体メンバーである伊藤有希とハグを交わした時だ。29歳の高梨とともに長く日本のジャンプ女子をけん引してきた31歳の伊藤。今大会は個人戦には出場しているが、丸山の成長もあって、団体メンバーから外れていた。

 2人の抱擁をとらえた写真は、日本オリンピック委員会(JOC)の公式インスタグラムが公開。「ともに戦ってきた仲間の元へ。高梨沙羅選手 伊藤有希選手」と記した投稿は、大きな反響を呼んでいる。コメント欄には「誰かのために流すその涙は、世界で一番美しい」「この4年間諦めずにがんばってきてよかった」「朝から嬉し涙が止まらない」と、もらい泣きするファンが続出した。

 また、伊藤の人柄に触れる反応も数多い。「有希さんが側にいてくれてよかった」「誰に対してもどんな時も懐深い太陽みたい」「素晴らしい人格者」「敬服」「ずっと一緒に一番近くでたたかって来たもんね」「お2人の絆は計り知れない」といったメッセージが寄せられた。

 高梨は競技後のフラッシュインタビューで、伊藤と同じく前回大会の団体メンバーだった佐藤幸椰について言及。「あの時、一緒に飛んでくれた有希さんと幸椰さんと取ることができなかったメダルを、今こうして取ることはできたんですけど…ずっと応援してくれる有希さん、幸椰さんのおかげで今ここに立たせてもらっている。たくさんの方々の力があって取れたメダルです」と感謝の思いを込めていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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