ミラノ・コルティナ冬季五輪は10日、スキージャンプ混合団体が行われ、スロベニアが金メダルを獲得した。兄ドメン・プレブツ(…

ミラノ・コルティナ冬季五輪は10日、スキージャンプ混合団体が行われ、スロベニアが金メダルを獲得した。兄ドメン・プレブツ(26)と妹ニカ・プレブツ(20)の兄妹が中心となり、2位に30点以上の大差をつける圧勝。スロベニアは北京大会に続く2連覇を達成した。

スロベニアは合計1069.2点をマークし、2位ノルウェー(1038.3点)を大きく引き離した。妹のニカは追い風という悪条件をものともせず飛距離を伸ばし、兄のドメンは100メートル以上を2本そろえる安定したジャンプを見せた。

今シーズンのワールドカップ(W杯)で男女ともに総合首位を独走してきた2人。ドメンは今季複数回優勝、伝統あるジャンプ週間で初の総合優勝も果たした。ニカは今季W杯13勝を挙げ、直近2シーズンでW杯年間総合優勝を飾っている。

表彰台では兄妹で並んだ。「ニカは素晴らしいパフォーマンスを見せている。一緒にここに立てたのは歴史に残る出来事だ」とドメン。ニカも「金メダルは競技を始めた時から望んでいた。兄と共有できるのがうれしい」と喜びをかみしめた。

プレブツ家は5人兄妹のうち4人がプロのスキージャンパーという一家だ。長兄のペテルも五輪メダリスト。

一家で複数のメダルを獲得。ドメンとニカは、ミラノ五輪の開会式でスロベニアの旗手も務めており、まさに国を代表する兄妹となっている。

ただし、個人戦では思うような結果を残せていない。ドメンは男子ノーマルヒルで6位に終わり、金メダル候補筆頭と期待されながらメダルを逃した。ニカは女子ノーマルヒルで銀メダルを獲得したものの、優勝はならず。一家悲願の個人金メダル獲得は、今後の課題として残った。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部