◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(10日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(70…

久常涼は初めてのペブルビーチ

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(10日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(7071yd、いずれもパー72)

久常涼にとって、初めてのペブルビーチは何とも“情報量”が多いラウンドになった。松山英樹と一緒に回った前半は有名な106ydのパー3となる7番、セカンドが崖越えとなる8番をプレーするタイミングで天候に恵まれた。コースをチェックしつつ、当地ならではの絶景を味わえるおまけつき。しかし、9ホールで切り上げた先輩と別れての後半は強烈な海風が吹きつけた。暴風をダイレクトに浴びた543ydの18番(パー5)ではティショットからアイアンのレイアップも試すなど、必死にデータを集めた。

世界中を飛び回ったDPワールドツアー時代も含めれば、風が強い中でのプレーは何度も経験してきた。ただ、これほど海に近いコースもなかったという。だからなのか、風の“質”にアンテナを張り巡らせる。「海風がすごく“重い”。7番も風がなければ、ただの100ydだけど、(風次第で)イメージというか内容も全く変わってくる。試合でいきなりそれをするのかって思うと、ちょっと怖い…」

今週も松山先輩に感謝

その中で松山と練習ラウンドを回れるアドバンテージを改めてありがたいと感じる。「松山さんがいてくれるおかげで、初めてのコースもいろんなことを教えてもらえる。助かる部分は本当に多いですよね」と感謝がにじむ。さらにこの日は指導を受けるようになって間もないパッティングコーチ、ステファン・スウィーニー氏が9ホール帯同。「自分の現状を(コースで)見てもらうのがひとつ。良かったです」と話したように、時間の使い方にムダがない。

パッティングコーチのステファン・スウィーニー氏も練習ラウンドに帯同

2位→10位と直近2試合の好成績で5枠しかないイスを勝ち取り、次週「ザ・ジェネシス招待」(カリフォルニア州リビエラCC)を含めたシグニチャーイベント2連戦出場を決めた。トップ50、さらにはトップ30とさらに上のステージを目指すには昇格大会に出ることが不可欠。シーズン序盤の目標をひとつクリアしても、「出るだけじゃ、ポイントはもらえない。そこでチャンスをつかめるようにプレーしなきゃいけない」と表情を引き締める。

前半と後半でコンディションが一変

リビエラで西海岸シリーズを終えても、次なる昇格大会「アーノルド・パーマー招待」(3月5日~/フロリダ州ベイヒルクラブ&ロッジ)出場には直前「コグニザントクラシック」(PGAナショナルリゾート・チャンピオンコース)の成績が絡む。休む暇なく、成り上がりの道を歩んでいく。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)