◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(10日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(70…
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(10日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(7071yd、いずれもパー72)
前週「WMフェニックスオープン」で惜敗した松山英樹は、その日のうちに太平洋に面したカリフォルニア州ペブルビーチGL近くの空港に飛んだ。2016、17年の連覇に続く大会3勝目へ、1打リードで迎えた最終18番のボギーで追いつかれてプレーオフへ。大会最多3度目となったプレーオフは、クリストファー・ゴッターアップを相手に1ホール目で1Wショットを池に入れて敗れた。
「終わったことなので…」と改めて振り返ることはなくても、もちろん自身の中でゲームの分析は済ませている。4日間を通して44.64%(25/56)にとどまったフェアウェイキープ率は、最終日が21.43%(3/14)と最も低い数字になった。世界トップクラスの域にあるアプローチ、特に最終日は安定していたパッティングなど総合力によって72ホールで勝ち切るチャンスを作り出した形といえた。
3日目に左へ大きく曲げてアンプレヤブルとなったフェニックスオープンの2番。ドローを打ちにいった最終日も再び左に飛んで連日のアンプレヤブルを宣言した。「プレッシャーがかからなくても“枠”に入ってないんで。それを枠に収められるようにしていかないといけない」と言ったが、ブレない取り組みの中で起きるミスを受け止め、糧にしようとしている。
開幕戦から13位→11位→2位と好成績を並べ、フェデックスカップポイントランキングも6位につける。「(原因は)なんとなーくは分かっているので。それが修正しきれないって感じです」。ショッキングな敗戦にも、スイングにおいて丁寧に積み上げているものがリセットされることはない。
2019年「全米オープン」(21位)も含めれば4度目のペブルビーチ。シグニチャーイベントに昇格してからの過去2年は71位、48位にとどまっている。6989yd(パー72)という総距離は、全体的にグリーンが非常に小さく、気まぐれな天候次第でもあるこのコースではただの数字でしかない。「短いと思ったことがない。タフなコースなので、しっかりといい状態で試合に挑めるように」と力を込めた。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)