<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇男子ショートプログラム(SP)◇10日(日本時間11日)…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇男子ショートプログラム(SP)◇10日(日本時間11日)◇ミラノ・アイススケートアリーナ
【ミラノ=松本航】金メダル最有力候補イリア・マリニン(21=米国)が貫禄の首位発進を決めた。
今季自己最高まで0・71点の108・16点。4回転フリップ、4回転ルッツ-3回転トーループの連続3回転などジャンプ3本を決め「団体で抱えていたプレッシャーを乗り越えられた気がする」とかみしめた。
金メダルの団体はSP、フリーの両方を滑り、4日間で3度目の演技だった。3日前のSPは鍵山に上回られた。ミラノ入り後、1週間ほど母と話していないというが「団体のSPはきっと文句を言われると思う。でも、それが母ってやつさ」とニヤリ。五輪期間中で段階的に調子を上げ「今はフリーに完全に集中できて、あとは自然に任せるだけ」と王者の風格が漂う。
13日のフリーでは自身が世界で唯一跳べるクワッドアクセル(4回転半)投入も視野に入る。「優勝候補であることと、実際に成し遂げることは別物。金メダルを早合点にしたくない」。浮かれることのない準備で、ミラノに伝説を残す。