(10日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉フィギュアスケート男子シングル・ショートプログラム) 初出場の三浦…

 (10日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉フィギュアスケート男子シングル・ショートプログラム)

 初出場の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は、ほろ苦い五輪デビューとなった。ジャンプのミスが響いて76.77点と伸ばせず、22位に沈んだ。

 冒頭の連続ジャンプで4回転―3回転の予定が2回転―3回転になる失敗。トリプルアクセル(3回転半)は着氷したものの、4回転トーループでは転倒した。

 持ち味であるスピード感あふれる滑りが発揮できないまま演技を終え、悔しそうな表情で前髪をかきあげた。結果を待つキス・アンド・クライでは、佐藤紀子コーチに背中をさすられた。

 取材エリアで初舞台の感想を問われ、「あっという間に終わってしまったなっていうのと、すごく残念な気持ちです」。

 直前の6分間練習で思うようにジャンプが跳べなかったといい、「その修正を考えてましたけど、まあ実力が出たのかなというふうに思います」と振り返った。

 8日の公式練習で右のスケート靴が壊れるアクシデントに見舞われ、補修を施して本番に臨んだ。滑りへの影響が懸念されたが、「6分間練習で(足首の部分が)変な曲がり方をしている感じはしたのですけど、なんとかそれでも跳べてはいたので、できないことはないのだと思います」と言い訳にはしなかった。