<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇10日◇男子ショートプログラム◇ミラノ・コルティナ・アイススケー…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇10日◇男子ショートプログラム◇ミラノ・コルティナ・アイススケートアリーナ

初出場の佐藤駿(22=エームサービス/明治大)がショートプログラム(SP)に臨み、88・70点の9位発進となった。

冒頭の大技4回転ルッツで2・63点の出来栄え点を引き出したが、4回転トーループにつけるはずだった3回転トーループが2回転に。「ちょっと回りすぎたかなっていう感じで」と唇をかんだ。それでも「飛び出そうなぐらい、逃げ出したいぐらいの緊張があった」という重圧の中で、自己評価よりも数点高い得点をマーク。「フリーでは最終グループで滑れないのがすごい残念だけど、しっかりと気持ちを切り替えて。いろんなものを他の選手から吸収して、いい形でつなげていければ」とフリーへ切り替えた。

佐藤は5歳の時に荒川静香、羽生結弦と同じアイスリンク仙台で競技を始め、19年ジュニアグランプリ(GP)ファイナルで優勝。羽生に次いで日本人2人目の成功者となった4回転ルッツを武器に、22年からは世界の上位6人によるグランプリ(GP)ファイナルに3度出場し、24年から2年連続で3位となった。昨年末の全日本選手権で自己最高の2位となり、初の五輪切符を獲得。今大会は合計点の自己ベスト(292・08点)更新と、高橋大輔、羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真に続く日本男子5人目のメダル獲得を目指している。

男子フリーは、日本時間14日午前3時半から行われる。

◆佐藤駿(さとう・しゅん)2004年(平16)2月6日、仙台市生まれ。全日本ノービス選手権は13年から4連覇。4大陸選手権は23年銅、24年銀メダル。GPシリーズは24年中国杯で初優勝。25年世界選手権6位。埼玉栄高を経て明治大。演技前に羽生さんの動画を見るのがルーティン。162センチ。