<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇男子ショートプログラム(SP)◇10日◇ミラノ・アイススケートア…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇男子ショートプログラム(SP)◇10日◇ミラノ・アイススケートアリーナ
初出場の三浦佳生(かお、20=オリエンタルバイオ/明治大)が、22位と出遅れた。ほろ苦い五輪デビューとなった。
冒頭の4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプで、サルコーが2回転に。演技後半の4回転トーループも転倒し、76・77点と苦しんだ。「すごく残念。いつも通りの試合運びで、いつも通りの緊張感で、いい試合運びができたと思うんですけど…」と首をひねった。8日の公式練習で右の靴が壊れるアクシデントに見舞われた影響は否定。「実力不足」と受け止めた。
今大会の団体には出場せず、3日のミラノ入り後は現地で調整を続けてきた。1月の4大陸選手権(北京)では3年ぶり2度目の優勝を飾り「ショート、フリーの自信はつけてきているので、できることだけに集中して頑張れば、結果はその先に見えてくると思う。まずは自分に集中していきたいです」と五輪本番を見据えてきた。
今季は鍵山優真、佐藤駿に続く、代表3枠目争いを繰り広げてきた。12月の全日本選手権を経て、代表発表ではかねて切磋琢磨(せっさたくま)してきた2人の次に名前を呼ばれた。年上の鍵山、佐藤は自らが不調の際にも「一緒に五輪に行こう」と支えてくれた。豪快なジャンプを武器に「自分も上手になって追い付きたい」と背中を追ってきた存在と、夢舞台に立つことができた。
フリーは中2日となり、13日(日本時間14日)に行われる。限られた者だけが立てる場に、後悔のない演技を残す。
◆三浦佳生(みうら・かお)2005年(平17)6月8日生まれ、東京・中央区出身。馬込東中、目黒日大高を経て、明大に進学。5歳で競技を始める。22年から2年連続グランプリ(GP)ファイナルに出場して、ともに5位。23年GPフィンランド大会でシリーズ初優勝。24年世界選手権は8位。23、25年4大陸選手権優勝。168センチ。