突貫工事で作られたホッケーリンクにも懸念点が出ているという(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪は現地時…

突貫工事で作られたホッケーリンクにも懸念点が出ているという(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪は現地時間2月11日より、アイスホッケー男子の競技が始まる。今回は、北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)プレーヤーが3大会ぶりに参加するとあって、競技開始前からファンの期待は高まるばかりだ。

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 だが、かねてより準備の遅れが指摘されていたアイスホッケー会場に纏わるネガティブなトピックが、欧州メディアより聞こえてきている。

 ドイツ紙『Bild』によると、12日に初戦を迎えるアイスホッケー男子ドイツ代表の選手が、ミラノ・サンタジュリア・アリーナで練習を行った際、リンクの氷が通常よりも“やわらかい”などと不満を訴えたという。

 同メディアは10日、公式サイト上において、「新設されたサンタジュリア・アリーナのリンク状態に、いまだ問題が残っている」と報じており、「ドイツ代表に所属する7人のNHL選手が参加した最初の公式練習後、そのコンディションに満足していない選手も少なくなかった」と説明。ドイツ代表のニコ・シュトゥルムのコメントを掲載しており、「かなり深刻だよ。氷がものすごくやわらかい。これだけ多くのチームが使うと、氷が落ち着く暇がないし、観客が増えれば会場内はさらに暖かくなるからね」などと述べている。

 また同メディアは、まもなく幕を開ける男子の競技を前に、「水曜日からNHLスターたちがこのリンクに登場する。北米から来たアイスホッケーのスター選手たちは、いずれ自分たちが慣れ親しんだ『硬い氷』になることに期待を寄せている」と見通している一方で、「適応すべき要素は一つではない」などと指摘する。

 その上で、五輪開幕以前より伝えられていたリンクサイズの問題に言及。「氷がやわらかいことに加え、リンクのサイズが60メートル×26メートルと小さい。NHLのリンクはこれより1メートル長く、ヨーロッパの標準では横幅が4メートル広い」と綴っており、「ヨーロッパ基準だけでなく、北米基準から見ても狭い」などと強調している。

 氷の状態など、五輪開幕後の現在も競技環境を巡る課題は残されているようだ。やはり、世界最高峰のスター選手たちが集うだけに、可能な限りベストに近い舞台が整えられることを願わずにいられない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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