【明治安田J1百年構想リーグ】アビスパ福岡 1-1(PK6-5)ファジアーノ岡山(2月8日/ベスト電器スタジアム)【映像…

【映像】どっちのファウル?際どすぎる「接触」

【明治安田J1百年構想リーグ】アビスパ福岡 1-1(PK6-5)ファジアーノ岡山(2月8日/ベスト電器スタジアム)

【映像】どっちのファウル?際どすぎる「接触」

 明治安田J1百年構想リーグの開幕節で珍事が起きた。主審がイエローカードを出した後に、対象の選手を変更する珍しい場面が話題を集めている。

 2月8日に明治安田J1百年構想リーグ第1節・アビスパ福岡vsファジアーノ岡山が行われた。

 前半は両チームともに決定機を作ることができずスコアレスで迎えた40分、主審が“微妙な”イエローカードを提示した。

【映像】どっちのファウル?際どすぎる「接触」

 福岡のDF岡哲平がFW名古新太郎に短いパスを繋ごうとすると、このプレーを読んでいた岡山のDF大森博がインターセプトを狙って後方からスプリントでボールサイドに距離を詰めた。

 その際に名古と大森が激しく接触。笛を吹いた主審はボール奪取を狙った大森のファウルと判定し、イエローカードを提示した。しかし、ジャッジに納得がいかない大森も含めた岡山の選手たちは激しく抗議を行った。

 該当シーンの映像が中継のリプレイで流れると、解説を務めた増川隆洋氏は「微妙な判定になったかもしれませんね」と前置きし、「あの一瞬で見定めるのは難しいと思います。映像を見る限りは大森の方が先にアプローチして、その後に名古の足が入ってきていますね」とコメント。レフェリーをフォローしつつ、ファウルした選手が逆であるように見えることを指摘した。

 その後、主審は副審と話をして改めて状況を整理してから福岡の主将DF奈良竜樹と岡山の主将MF江坂任を呼んで丁寧に説明を行い、一度カードを出した大森の警告を取り消しに。一方でアフターでのファウルとなった名古にはイエローカードが提示され、福岡のサポーターからはどよめきが起きた。

 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)は警告か退場かを見極める際には介入するが、このような退場の可能性が低いシーンでは関与しない。そのため副審との会話で判定を変更する決断を下しており、世界的にも稀なシーンと言えるだろう。

 これにはSNSでも話題を集め、ファンからは「名古のファウルでしょ?」「大森のファウル?」「相撲の軍配差し違えみたいだ」と珍しい光景に困惑する声が上がるとともに、「両キャプテンに説明してから取り消しと提示が行われて再開の流れは良かった」「副審よく見てたな」「審判丁寧な説明だな」と副審と主審の対応を称賛する声も多く見られた。

 なお、試合は90分間では決着がつかず、PK戦の末に福岡が勝利。開幕戦で貴重な勝点「2」を獲得した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1百年構想リーグ)