近年の共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)の勝ち馬には注目すべき傾向がある。それは(1)前走が2000m、(2…

 近年の共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)の勝ち馬には注目すべき傾向がある。それは(1)前走が2000m、(2)前走が東京or中山、という2つの条件を満たした馬が6年連続で勝利しているということだ。そこで今年の該当馬2頭を紹介したい。

 1頭目はロブチェン(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。ここまで2戦2勝。25年11月に京都芝2000mの新馬を逃げ切ると、格上挑戦でホープフルSへ。ここでは一転して中団で脚をためる形から鮮やかに差し切り、無敗でGI馬の仲間入りを果たした。今回は左回りや1800mなど初物尽くしだが、春の大舞台に向けて通過点にしたい一戦となる。

 2頭目はサノノグレーター(牡3、美浦・尾形和幸厩舎)だ。ここまで3戦2勝。25年6月に東京芝1600mでデビュー勝ち。続く新潟2歳Sはモタれる面を見せて6着に終わったが、休み明けとなった前走の葉牡丹賞を1分58秒2のレコードで圧勝。グレーターロンドン産駒の大物候補として注目を集めている。今回は2回目の重賞チャレンジで進化を問われる一戦。並み居る良血馬を下し、クラシックの有力候補に浮上してほしい。

 エフフォーリアやジャスティンミラノ、マスカレードボールといった後のGI馬に続くのはどちらか。そういった視点でも要注目したい一戦となる。