◆第76回東京新聞杯・G3(2月10日、東京競馬場・芝1600メートル、良) 積雪の影響で8日からの代替開催となった10…

◆第76回東京新聞杯・G3(2月10日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 積雪の影響で8日からの代替開催となった10日、G1につながるマイル重賞に16頭が出走し、3番人気のウォーターリヒト(牡5歳、栗東・石橋守厩舎、父ドレフォン)は首、首差の3着に敗れ、レース史上初の連覇を逃した。デビュー3年目の高杉吏麒騎手は34度目の重賞挑戦だった。

 同馬は定年解散した栗東・河内洋厩舎に所属していた昨年2月の当レースを菅原明良騎手の手綱で重賞初勝利。高杉騎手と初タッグだった前走のマイルCSでは15番人気で3着と好走していた。

 2番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のトロヴァトーレ(牡5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父レイデオロ)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒2。4番人気で岩田望来騎手騎乗のラヴァンダ(牝5歳、栗東・中村直也厩舎、父シルバーステート)が2着だった。

 高杉吏麒騎手(ウォーターリヒト=3着)「良い雰囲気で直線を迎えられましたが、その後に大きな接触があった影響で、つながりが悪くなり止まってしまいました。力は見せてくれましたが、残念です」

 岩田康誠騎手(シャンパンカラー=4着)「ゲートなどにちょっと難しいところがある馬だけど、さすがG1馬という感じ。この馬のリズムで運ばせると爆発力がある。まだ良化の余地はありますね」

 三浦皇成騎手(シリウスコルト=5着)「マイルにしてメリハリがついたレースができました。この中間にまたがってコンタクトが取れていましたし、出来の良さも分かっていました。最後にいい脚を使ってくれて、マイルならけっこうやれそうです」

 戸崎圭太騎手(ウンブライル=7着)「具合は良かったです。ゲートは出ましたが、外枠のぶん、ポジションが取れませんでした。直線は他の馬を気にしてブレーキをかけているような感じもありました」

 佐々木大輔騎手(レッドモンレーヴ=8着)「ブリンカーをつけていたぶん、ゲートで落ち着きがなかった。それでも態勢は整いましたが、ゲートを伸び上がる感じで出てしまった。ただ、展開はいい形でしたし、4角では前をのみ込む勢いがありましたが、それを持続することができませんでした」

 レイチェル・キング騎手(サクラトゥジュール=9着)「普段は返し馬でうるさいが、落ち着いていて雰囲気は良かった。直線はスペースが開くまでに時間がかかったけど、そこからはいい脚を使ってくれた。年齢のわりに頑張ってくれています」

 菅原明良騎手(オフトレイル=10着)「今日は59キロで東京のマイルもどうかと思っていました。安田記念を見据えて、はまり待ちではなく、流れに乗ったしっかりとした競馬をしようと思っていました。この競馬だと1400メートルの方が良さそうです。マイルなら、もう少しためたほうがいい印象を持ちました」

 原優介騎手(エンペラーズソード=11着)「もまれ弱いと聞いていましたが、そのような感触は受けなかったです。他馬に合わせてGOサインを出して一瞬、あるかと思いましたが、自分のタイミングで動いていった方が良かったのかもしれません」