◆第66回きさらぎ賞・G3(2月10日、京都競馬場・芝1800メートル、良) 春のクラシック戦線を占う3歳重賞は、積雪の…

◆第66回きさらぎ賞・G3(2月10日、京都競馬場・芝1800メートル、良)

 春のクラシック戦線を占う3歳重賞は、積雪のため8日から10日にスライドして行われ、1番人気のゾロアストロ(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)が重賞初制覇を飾った。道中は中団待機で、直線は内めから馬群につくと、混戦から頭差抜け出した。短期免許で来日中のトール・ハマーハンセン騎手=ドイツ=は、1月12日のシンザン記念(サンダーストラック)に続くJRA重賞2勝目となった。関東馬は2015年ルージュバック以来、11年ぶりに勝利を挙げた。勝ちタイムは1分48秒0。

 同馬は2走前のサウジアラビアRC3着、前走の東京スポーツ杯2歳Sで2着と重賞戦線で好走。今回は当初行われる予定だった8日の前日(7日)に京都競馬場入り。イレギュラーな形での滞在となり当初は不安視されたが、2日連続でダートコースが開放されたため、当レースに向けて懸命に調整され、うれしい初タイトルを獲得。スペシャルウィーク、ネオユニヴァース、サトノダイヤモンドなど数々の名馬も歩んだ出世レースを制し、クラシックへの主役候補に名乗りを上げた。

 2番人気のエムズビキン(川田将雅騎手)が2着。4番人気のラフターラインズ(藤岡佑介騎手)が3着だった。

 トール・ハマーハンセン騎手(ゾロアストロ=1着)「スタートはそこまで速い感じはなかったですが、ゆったり走って道中のリズムは良かったです。スッとギアが変わる感じはないが、波に乗るとすごくいい脚。距離はもっと延びてもいいし、クラシックを見据えて、2400メートルもこなせると思います。直線の進路取りは、(川田)将雅さんについて行きたかったが、加速がつかず、ただリズムを崩したくなかったので内へ行きました。結果的にそれも良かったです」