リールダムが圧巻の滑りで金メダルを射止めた(C)Getty Images 雑音を圧倒的なパフォーマンスで吹き飛ばした。 …

リールダムが圧巻の滑りで金メダルを射止めた(C)Getty Images

 雑音を圧倒的なパフォーマンスで吹き飛ばした。

 現地時間2月9日、ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子1000mが行われ、オランダのユッタ・リールダムが1分12秒31のオリンピックレコードで金メダルに輝いた。前回北京大会の王者、日本の高木美帆は3位で銅メダル獲得となった。

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 リールダムはこの日を迎えるまで、オランダチームとは別にプライベートジェットでの移動や、開会式をホテルでテレビ観戦、取材拒否などの身勝手ぶりが報じられ、各方面から批判の声に晒されていた。また、“お騒がせYouTuber”の顔を持つジェイク・ポールが恋人であることも話題となるなど、競技面以外で注目を集める存在となっていた。

 さまざまな重圧の中で五輪の舞台に立ったリールダムは、金メダルという最高の成績を残した。レース展開も劇的であり、当然の様に、母国メディアも大きく取り上げている。

 オランダ紙『AD』でも公式サイト上で、女子1000mの結果をレポート。リールダムの2組前にオランダのフェムケ・コクが出した五輪レコードをさらに上回っての金メダルに、「信じ難い形で五輪女王に戴冠」と評している。

 また、高木との競り合いを制した内容にも、「五輪王者のミホ・タカギをまったく寄せ付けなかった」と綴っており、その他にも同メディアは、大会当初からの“騒動”にも言及。「海外紙の多くが、彼女の金メダルの可能性、そしてプライベートジェットでのミラノ入りについても書き立てていた」などと指摘。続けて、「その喧騒の中で、レールダムはただ一つ、自分が最も得意とすることをやってのけた。全力で滑り切り、1000mを1分12秒31で駆け抜けた」とレースを制したパフォーマンスを称えている。

 同メディアは他にも、「美しく、力強く、滑らかで、重圧を真正面から受け止めた滑り。すべてが完璧でなければならない瞬間に、完璧に応えた。初めてマスカラが滲んだことも、この日は気にしなかった」などと金メダリストの滑りを振り返った。

 その振る舞いへの反響は、まだ止むことは無いのかもしれない。だがいずれにせよ、この日、五輪の氷上には新たな女王が誕生した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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