<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇男子公式練習◇9日(日本時間10日)◇ミラノ・アイススケ…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇男子公式練習◇9日(日本時間10日)◇ミラノ・アイススケートアリーナ

【ミラノ=松本航】前日8日(日本時間9日)の団体で2大会連続銀メダルを獲得した鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)と佐藤駿(22=エームサービス/明治大)がハプニングに対応した。

前日の表彰式の際、表彰台の上面がラバー等でブレード(刃)を保護する形になっておらず、各国の選手のブレードに刃こぼれが起きた。日本スケート連盟はこの日午前に専門の工房でのリペアを段取りし、2人は午後8時25分(日本時間10日午前4時25分)から敷地内の練習用リンクで割り当てられた公式練習に参加した。

鍵山は「表彰台に上る前から少し『この素材、大丈夫だろうか』っていう感じだったんですけど、実際に表彰台から降りた時に少し刃こぼれしている感覚があった。すぐに相談して対応してくださったので、こういうオリンピックという舞台で、いろいろな環境が整っている素晴らしさを感じました」と振り返った。この日の練習を経て「エッジ(ブレード)の感覚を確かめながら、いつも通りの練習ができたので、何もストレスなく試合に挑めそうです」と10日(同11日)の個人ショートプログラム(SP)を見据えた。

佐藤は普段は競技会の10日前あたりに、研磨を行っているという。SP前日の調整となり「少し難しくなってしまったけれど、しっかりと調整していこうと思います。おそらく大丈夫だと思うので、しっかりとあまり気にせずに、自分の滑りを頑張っていこうと思います」と意気込んだ。

日本連盟は国際スケート連盟(ISU)に報告し、日本オリンピック委員会(JOC)を通じて、大会組織委員会に抗議。「本件に関して、引き続き選手のために必要な対応を行って参ります」とコメントしている。