【ミラノ9日=木下淳】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に出場したフリースタイルスキー男子のハンター・ヘス(2…
【ミラノ9日=木下淳】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に出場したフリースタイルスキー男子のハンター・ヘス(27=米国)が、トランプ政権下で分断が広がっている自国の現状を「複雑」と憂慮し、大統領本人から「真の負け犬」と罵倒されていた問題で、大会組織委員会は言及を拒否した。
メインプレスセンターで毎日実施しているデイリーブリーフィング。ヘスが、トランプ大統領から「米国代表に選ばれるべきではなかった」と怒り爆発で批判された件について、国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は「私は、議論に加わるつもりはありません。米大統領の発言についてもコメントしませんし、他のいかなる国家元首についてもコメントするつもりはありません。USOPC(米国オリンピック・パラリンピック委員会)が声明を発表しているので、私たちも賛同します」とかわした。
続けて、トランプ氏の発言が五輪の中立性を損なうのでは、とも聞かれたが「私は議論に加わるつもりはありません。議論をあおることは有益ではないからです。IOCは(28年ロサンゼルス五輪が開催される)米国政府と非常に良好な関係を築いており、USOPCも同様です。今後の議論や協議、五輪の開催にとって、いい方法だと思っています」と話すにとどめた。
ヘスに危険も迫る状況となっているが、追加警備の可能性を問われると「私たちが公の場で警備問題について話すことはありません」と即答で締めていた。