<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇9日◇男子個人ノーマルヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場初出場…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇9日◇男子個人ノーマルヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場
初出場の二階堂蓮(24=日本ビール)が銅メダルを獲得した。1本目が131・1点、2本目が134・9点の計266点をマーク。スイス選手と並んで銅メダルは2人となった。小林陵侑(29=チームROY)は8位、中村直幹(29=フライングラボラトリー)は15位だった。
二階堂はインタビューで「テレマークなど去年までの課題を夏からコツコツとやってきて良かった。2本ともいいジャンプだった。メダルを取れるジャンプができたのは良かった。」と笑顔を見せた。
二階堂は今季台頭。昨季までW杯個人最高は4位だったが、1月4日のW杯インスブルック大会で初優勝。表彰台に7度立ち、個人総合では小林陵侑に続く3位として、勢いを持って初の大舞台に乗り込んだ。
下川商3年時の20年2月の札幌大会でW杯デビューを果たしたが、高校卒業時、実業団からのオファーがなく、東海大に入学。だが競技に集中するため1年時で退学し、22年から日本ビールに所属。紆余(うよ)曲折の競技人生を1歩ずつ進め、夢舞台で輝いた。
親子二代でジャンパー。91年世界選手権代表の父学さん(59)は五輪出場はなかった。今大会は、父が出場した世界選手権の会場と同じ場所。自ら学ぶさんを招待するだけでなく、メダルを獲得して最高の親孝行を果たした。「父の前でとれたのは本当にうれしかったので強く抱きしめた。支えてくれる人たちがいて僕を必要としてくれる人たちがいるのを再認識できて、こうやってメダルが取れて良かった」と感謝した。
◆二階堂蓮(にかいどう・れん)2001年(平13)5月24日、江別市生まれ。江別大麻泉小2年から競技を始め、江別大麻東中から下川商高に進学し、3年時に全国総体優勝。22年から日本ビール所属。W杯は20年2月の札幌大会でデビューし、個人優勝は1度、表彰台は7度。世界選手権は23、25年の2大会連続で出場。26年1月13日に結婚し、家族は妻。