◆ミラノ五輪 ▽スピードスケート(9日、ミラノ・スピードスケート競技場) 女子1000メートルが行われ、初出場の山田梨央…
◆ミラノ五輪 ▽スピードスケート(9日、ミラノ・スピードスケート競技場)
女子1000メートルが行われ、初出場の山田梨央(直富商事)は1分15秒16で7位だった。18年平昌五輪金メダルの小平奈緒さんと同じ結城匡啓コーチに師事する28歳。初の大舞台で堂々と滑り抜けた。
長野県諏訪市出身で、5歳の時に両親の勧めで競技を始めた。伊那西高に進んだのは憧れの小平さんの影響が強い。大学も同じく信州大学に進み、その後は結城コーチの下で技術を磨き、28歳で初の五輪切符をつかみ取った。
23年には長年悩まされた足首の捻挫の改善のため、シーズン途中だったがメスを入れた。術後1か月ほどは松葉づえ生活が続いたが、「応援してる」と周囲の声に背中を押され、リハビリや練習を重ね、24年シーズンにはW杯同種目で初の表彰台入りを果たした。
ミラノ五輪へ向けて、様々な調整を重ねた。直線を滑る際は短距離選手としては珍しく、手を後ろに組むバックハンドで滑る。今季は3000メートルからレースに出ており、その際にバックハンドを用いた。いい感覚で滑ることができ、本職の短距離でも活用している。年明けにはブレード(刃)を柔らかいものに変更し、今大会に照準を合わせてきた。五輪開幕前には「最高のパフォーマンスを出すことに、最後の最後まで力を注いでいきたい」と話していたが、目標のメダルには届かなかった。
◆山田 梨央(やまだ・りお)1997年7月10日、長野・諏訪市出身。28歳。5歳の時、両親に勧められ競技を始める。伊那西高―信州大。20年四大陸選手権1000メートル2位。24年シーズン同種目でW杯3位。憧れは小平奈緒さん。趣味はピラティス。156センチ。