◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(9日、ミラノ・スピードスケート競技場) 女子1000メートルが行われ、前回…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(9日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 女子1000メートルが行われ、前回大会金メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分13秒95で銅メダルを獲得した。五輪4大会で獲得したメダルは8個(金2、銀4、銅2)。自身の持つ冬季五輪日本勢最多記録を更新した。ユタ・レールダム(オランダ)が1分12秒31の五輪新記録で金メダルを獲得した。レースを終えた高木は、「この色が今の私の実力」と振り返り、“本命”の1500Mに向け「もうワンステップ上がっていける糧にしていきたい」と話した。

 高木は、今大会が3大会連続4度目の五輪。昨年末に代表に選出された際は「代表ユニホームをまとって身が引き締まる思い。自分の目指し続けてきたゴールにたどり着けるように全速力で向かっていきたい」と宣言していた。

 先月31日まではドイツで直前合宿を実施。スケーティングに対して「センサーが上がっている」と今月1日に感覚よくミラノ入り。2日は本番会場で初めて滑った。仮設リンク特有の音を気にする選手もいたが、「子供の時に滑っていた仮設リンクを彷彿とさせる音があった。懐かしさや慣れ親しんだ印象。ファーストタッチは悪くなかった」と語り、今回の会場を歓迎していた。

 初出場した10年バンクーバー大会では出場35人中、最下位に終わった1000メートル。14年ソチ大会は代表落選。悔しさをバネに18年ソチ大会では同種目で銅メダルを獲得した。22年北京大会では、同種目で金メダルを獲得。日本勢最年長31歳で迎えた今大会はメダル獲得で幕を開けた。補欠登録ながら、出場意向を示している500メートルを含めて残り3種目。どこまでメダル数を増やせるか。

 

 ◆高木 美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道・幕別町生まれ。31歳。帯広南商、日体大卒。18年世界選手権総合優勝。19年に1500メートルの世界記録樹立。20年全日本選手権で史上初の5種目V。五輪は10年バンクーバー大会に史上最年少15歳で出場。家族は両親と兄、平昌五輪2冠の姉・菜那さん。164センチ。