劇的同点弾で生還したロハスが大谷の表情を語る ドジャースのミゲル・ロハス内野手が、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリト…

劇的同点弾で生還したロハスが大谷の表情を語る

 ドジャースのミゲル・ロハス内野手が、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。昨季のワールドシリーズ第7戦で放った劇的な同点本塁打の舞台裏を明かした。ホームインの際に見た大谷の表情は、今もロハスの心に刻まれているという。

 ロハスは、1点ビハインドの9回に起死回生の同点ソロを放った。ダイヤモンドを回っている際、ロハスの頭をよぎったのは、同戦に先発登板して3ランを被弾していた大谷翔平投手のことだった。二刀流として球界に多大な貢献をしてきた大谷だったが、痛恨の被弾にマウンドではガックリ。敗戦投手としてシリーズを終えることをロハスは「理不尽だ」と感じていたという。

 番組内でロハスは、ホームで大谷とハイタッチを交わした瞬間を振り返り「彼の顔に浮かんでいたのは安堵の表情だった」と回想した。「冗談ではないけど、ショウヘイに対してただ良かったと思った」。もし9番のロハスが凡退していれば、2死で大谷に回り、最後の打者になる可能性もあった。負け投手かつ最後の打者という“最悪のシナリオ”は避けられた。

「試合の流れも分かっていたし、ショウヘイがこのチームにとってどれだけ特別な存在かも分かっていた。ここ数年で彼はあらゆることを経験していたというか、本当にいろんな形でチームを背負ってきた。2025年のレギュラーシーズンも、投げて打っての二刀流をこなしてきたからね」

 続けてロハスは「色々なことが頭の中をかけ巡っていたよ。ベースを回っている間は、家族や妻のこと、そしてこれで同点になったことで『世界一を獲れるかもしれない』という可能性のことを考えていた。でも、ホームに帰ってきたとき、ショウヘイの顔に浮かんでいたのは安堵の表情だった。思い出してほしいんだけど、ショウヘイはその前にボー・ビシェットに3ランを打たれていて、もしかしたらワールドシリーズ最後の瞬間になっていたかもしれなかった。それは彼のような選手にとってあまりにも理不尽だ」と話した。

 ロハスは大谷とチームメートになって2年目。歴史的な活躍を目撃してきた。「彼は球界のために本当に多くのことをしてきた。だからこそ、彼の顔に浮かんだ安堵を見て、『あの(大谷の)打席で何が起きても、もう大丈夫。試合は追いついた。あとは勝つだけだ』と感じた。ネットに出回っている動画や写真を見るたびに、同じ感覚を覚える。みんながショウヘイにホームランを期待する中で、それを打つのがどれだけ難しいことか」とコメント。今季終了後に引退の意向を示しているロハスは大谷とともに、現役最後の1年を送る。(Full-Count編集部)