阪神の新外国人ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)がドクターKの一端を披露した。9日、沖縄・具志川キャンプから宜野座…

阪神の新外国人ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)がドクターKの一端を披露した。

9日、沖縄・具志川キャンプから宜野座組に合流し、ライブBPに初登板。リリーフ期待の右腕が初めて日本の打者と相対し、5人に計25球を投げた。許した安打性は3本ほど。さまざまな変化で幻惑する必殺スライダーで空振りも奪った。

23年にメジャーで58回で76三振を奪った奪三振マシン。150キロ台後半の真っすぐをより生かす、うわさのスライダーはやはり特殊だった。時にカットボールのように横にすべり、時に斜めに鋭く落ちた。3人目の打者・長坂への最終球は外角低めに大きく曲がり、バットに空を切らせた。同じく具志川組から参戦した梅野と糸原からも空振りを奪った。

巨人萩原スコアラーは「一般的なスライダーでもなくカーブでもなく、ややこしい。出どころも見にくい」と首をひねった。ヤクルト松井スコアラーは「打者が結構、前に出されていた。脅威になる。(勝ちパターンの)いいポジションで投げられそうな球だと思う」と警戒を強めた。

当の右腕は初の実戦形式登板を踏まえ「全体的には良かったかな。打者の反応というより投げたいところに行っていたかどうか」と落ち着いて話した。投げるたびに注目される変化球については慎重な口ぶり。「自分の投球についてはあまり言いたくない。実際に試合で見て、確認してもらえたら。いい状態できているし、スタッフやチームメートがよくしてくれるので、すごくいい環境でやれています」。まだ完全にベールは脱いでいない。本領発揮が待ち遠しい。【柏原誠】

◆ダウリ・モレッタ 1996年4月15日生まれ、ドミニカ共和国コメンダドール出身。ビクトル・エステバン・ロレンソ高出。15年3月にレッズと契約。21年にメジャーデビュー。22年は35試合、パイレーツに移籍した翌23年は55試合に登板。25年はパイレーツでプレー。通算112試合(先発1)6勝5敗、防御率4・17。188センチ、102キロ。右投げ右打ち。

▽阪神今季の予想ブルペン布陣

(抑え)

岩崎

(セットアッパー)

石井、及川

(リリーフ)

湯浅、桐敷、岩貞、ドリス、畠、工藤、木下、モレッタ