昨年の世界選手権で村瀬心椛(TOKIOインカラミ)が金、岩渕麗楽(バートン)が銀、深田茉莉(ヤマゼン)が銅、鈴木萌々(…

 昨年の世界選手権で村瀬心椛(TOKIOインカラミ)が金、岩渕麗楽(バートン)が銀、深田茉莉(ヤマゼン)が銅、鈴木萌々(キララクエスト)が4位と日本勢が上位を独占した“最強布陣”で挑む。冬季五輪の日本女子初の表彰台独占の期待がかかるなか、決勝では横4回転の大技がメダル争いのカギを握りそうだ。北京五輪銅のエース・村瀬は、小ぶりなキッカー(ジャンプ台)でも公式練習から背中側から回す横4回転技にトライ。「自信になった」と手応えも得た。雪質や天候など条件が合えば、世界で初成功した超大技の横4回転半を五輪初解禁するプランも持っており、決められれば金メダルに大きく近づく。

 深田は昨年10月に難易度の高い逆スタンスから背中側に回して初成功。横4回転を4方向そろえる女子ではただ一人の存在。岩渕、鈴木も2方向に手応えを得ている。台に合わせることができれば、表彰台を狙える。

 海外勢も実力者ぞろいだ。北京五輪銀メダルで予選1位通過のゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)は、予選1本目から横3回転半技で90点をたたき出し、仕上がっている。五輪2連覇で今大会が集大成のアナ・ガッサー(オーストリア)は肩のけがから復帰。今季は本調子ではなかったが、大舞台での強さは誰もが知る。男子で金の木村葵来(きら)、銀の木俣椋真の日本勢ワンツーに大いに刺激を受けた日本女子が続いてみせる。