<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇団体◇8日◇ミラノ・アイススケートアリーナペアで愛称“りくりゅう…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇団体◇8日◇ミラノ・アイススケートアリーナ

ペアで愛称“りくりゅう”の三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が、世界歴代トップの領域に入った。ショートプログラム(SP)に続き、フリー世界3位となる155・55点。現在は国際大会に出場できていないミシナ、ガリアモフ組やタラソワ、モロゾフ組のロシア勢、22年北京五輪金メダルの隋文静、韓聡組(中国)に肉薄した。金メダル最有力候補の世界王者として、15日(日本時間16日)からの個人戦にも弾みをつけた。

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団体の五輪採用4大会目にして、日本は金メダルに迫った。14年ソチ大会での実施に向け、日本スケート連盟はペア競技の強化に着手。体験ができるトライアルと熱烈な勧誘で、13年にシングル選手だった木原が転向した。高橋成美とのソチ大会、須崎海羽と組んだ18年平昌大会は、ともに個人戦フリー進出ライン16人に届かない実力。19年から三浦と組み、世界王者へと成長した。竹内洋輔強化部長(46)は「木原くんを中心に紡いできたもの、彼らがこういったところまで作り出してきた」と評した。

今大会は8つの演技のうち、5つで1位を取った。米国との差はアイスダンス。男子シングルでも全国クラスだった木原を例に「シングルの高いスケーティング技術を持った選手がアイスダンスに参入していく。若い頃から高いレベルの競技者を増やして、競争を激化させることが非常に重要」と捉えた。中長期的な視点での強化は課題が残る。