<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇男子パラレル大回転予選◇8日◇リビーニョ・スノーパーク18年平…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇男子パラレル大回転予選◇8日◇リビーニョ・スノーパーク
18年平昌大会以来2大会ぶり2度目の出場の斯波正樹(39=TAKAMIYA ZAO ONSEN)が、無念の失格で予選敗退となった。
44秒68でフィニッシュした1回目の滑走中に失格の判定があり、2回目へ進むことはできなかった。板からワックスのフッ素成分が検出されたためという。
全日本スキー連盟がフッ素系ワックスの使用禁止を通知したのは22年7月。その理由についてこう説明していた。
「FIS(国際スキー&スノーボード連盟)では2020年に2022/2023シーズン以降のすべてのFIS公認大会においてC8/PFOAを含むフッ素系ワックスの使用禁止を決定しております(ICR第222.8条)。この決定は、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)が、フッ素を含む有機化合物で、自然界においてほとんど分解されない性質があり、そのため、PFOAを蓄積した自然環境を介して、人間の体内に取り込まれ蓄積し、この蓄積により、子供の出生時の体重減少、糖尿病、甲状腺の代謝障害等の健康被害が懸念されることから、EU規則2019/1021(POP規制)およびEC規則1907/2006(REACH-規制)で、同ワックスの生産、取引及び使用を禁止したことに起因します」
FISの決定を受けて、22/23シーズンより全日本スキー連盟としてもフッ素系ワックスの使用禁止を決めていた。
また「スノースポーツは自然と共存するスポーツであることから、本連盟は、関連する全ての方々が環境破壊や人間の健康被害の防止という高い意識をもって取り組むことが、スノースポーツの今後の維持・発展にとって非常に重要なことと考えております」などと基本姿勢を示していた。